昨日の【ワールドプロレスリング】を見て

私は2か月前までプロレスのプの字も知らなかった。見ようと思ったきっかけはない。それなのにただ直感的にプロレスというものに興味が湧いてきた。勉強のため約2か月前から見ている番組としては【有田と週刊プロレスと】と【ワールドプロレスリング】だ。前者はAmazon Prime Videoで後者はテレビ朝日で毎週、放送されている。

つまり、ほぼほぼ知識はない素人の感想であることを言っておく。

【ワールドプロレスリング】は見始めたのがコロナ期であったからか、一人のレスラーを振り返る特集が毎週、放送されている。

昨日は『外道』というレスラーの特集だった。このレスラーは長年、あの『オカダカズチカ』のマネージャーを務めていた。が、ある時の試合でオカダカズチカを裏切り、外国人選手と組むことになる。

この行為に関して昨日の番組で語っていたことが心に残っている。

『全部ビジネスだよ。』

この言葉がその人の太い幹なんだな。と思った。プロレスラーにはもちろんみんなのヒーロー的な存在の人ももちろんいる。ヒーローは悪役を倒すという存在意義がある。つまり悪役がいなければ生じえない。

この外道というレスラーは名前の通りとことん外道で、悪である。試合では審判が見ていない間に武器攻撃、金的。催涙スプレーの使用。挙げればきりがないが、とにかく観客は盛り上がっていた。

その一つの要因は技のかけられ方・やられ方がとても上手だからではないかと思った。悪役ってかっこいいなと少し思ったが、外道さんにやられそうなのでやめます。

今度、オカダカズチカVS外道のシングルマッチがある。

人によって正義のヒーローは違うと思う。だからこそ、十人十色レスラーの中から自分のヒーローを見つけ出し、そのヒーローを応援し続ける。それが現実世界で可能にしてくれるのがプロレスで、だからこそ子供心を思い出し、現在ブームが再燃しつつあるのではないだろうか?

外道は認めないかもしれないが、誰かのヒーローである。ただそれが多くのヒーローに嫌われてるから『悪役』というレッテルが張られてるだけでしょう?





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