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新聞を読むことすら嫌な自分が投資をしてみて思うこと

新聞って字ばっかり書いてあってつまらない、いつか大人になれば面白くなるのかなあと思ってはや30年くらい、結局新聞を面白いと思えないまま生涯を終えそうである。

いっぽう、新聞は目的ではなく手段であり、基本的に新聞を読まないことで情報を知らないことや上司に怒られることが量産型サラリーマンの悩みであり、私もその一人であった。

この解決方法としては

①新聞を読む

②怒られることを恐れない

③新聞と同じ情報をほかの手段で獲得する

の3つであり、今まで②を貫き続けて生きてこれたが、基本的に周囲から蔑みの目で見られるのでメンタルが弱い人には勧められない方法だ。

別にどの解決方法でもいいと思うが、今は③のような手段もあるので新聞苦手民にとっては良い時代が来たと言える。


さて、そんな自分であるが幸運にも2019年ころから投資という行為をはじめ結構楽しく続けられている。

「銀行に預けるより投資が良い」というような話は良く聞くけれども自分の場合は「社会への関心の薄さ」「手続きの煩雑さ」なんかがネックであったのでそういった人に向けての内容になる。

結論的には、タイトルの「新聞を読むことすら嫌な自分」というフレーズに共通するような「大人に強要されること」や、「政治・経済・ニュース・新聞などに抵抗がある、興味が薄い」人でもなんとかなる世界なんじゃないかという実感と同時に、少し人生が好転しているような感覚を伝えたい。

そのため、いくつか思うこと=メリットをつたえたい

①日々のニュースを少しキャッチするようになる

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幸いにも今はTwitterで140文字くらいでニュースがつぶやかれるので、投資を前提にフォローをしてTwitterをするだけで少し世の中のことを知れるようになる。また、こうして得た知識は新聞しか読まない上司より早かったり正しかったり多面的なこともあるので、ちょっとイケてる感じになる。


②自分や仕事を客観的に見ることが出来る

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投資テーマや同種の業種を見ていく中で、自分の仕事について考えることが出来る。いわゆる一般社員はこういう目線がないケースが多いと思うので株をやって少し考えるだけで経営者に近い目線、すこし上の人間の考え方に近づいたような気になる。(実際近づいているかは分からない)

③楽しい(社会があまり好きな人でも楽しめる)

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「自分を特別視してはいけない」というのは投資の世界で鉄則のようだが、それでも数字に強い人間の方がこの世界では有利だろうという感覚がある。

僕は数字についてはあまり苦手意識がない一方、社会・政治・経済・暗記といったものはあまり好きでなく、そういう理由で新聞や株・投資を敬遠していたが、それでも何とかなりそうな感じはする。むろん政治・経済・ETCに詳しいことも重要だと思うが、ほかにも投資の世界では重要なことがありそうだ

④楽しい(深い話が出来る友達が増える)

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20代の社員も一部投資が好きなので、投資について話したりすると単純に楽しい。

まず最初のうちは知らないことが多いので、手続きや証券会社の比較など、人に教えてもらったり話しているなかで謎の絆も生まれる。

たとえば「恥ずかしながらドローンとヘリコプターの違いがよくわからない」というテーマでドローンについて後輩と一緒にググったりするなどの時間が発生したりする。

ちなみにこれらの違いは「自律飛行が可能かどうか。」らしい

⑤楽しい(イケているやつもイケてないやつも同じ選択肢を取り得る)

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たとえばスポーツで素人がプロのようなプレーをすることは不明だが、考え抜いた投資家と偶然同じ銘柄を所有することは可能である。

もちろん、買うタイミング、売るタイミング、買う銘柄、買う量などの要素が少なくとも存在するので銘柄を買うこと=投資では無いもののこういうゲームはあまりないという点である。

これはゲームでいうと「麻雀」とか「ストリートファイター」とかも同じようなことが言えて、別にだれが所有しようが「東」は「東」であるし、「リュウ」は「リュウ」なのであるという点が平等で面白いと思っている。

ついでに言うと投資はゼロサムゲームではない。「麻雀」の場合は最初の25,000点が4人で動くものの、合計の点数が100,000点以上になることはない。しかしながら投資は同じ投資を行う人も、投資された企業もプラス方向に進む可能性がある。というか基本的にそういうところを目指すゲームだと思っており、先に述べたフェアさ+プラスサムという構造が単純に珍しいのではないかと思っている。

⑥楽しい(意思決定をするという楽しさ)

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意思決定の機会というものは若手社員などには与えられないものである、しかし私は中堅になって思うのは中堅になっても全くその状況が変わらない場合があると強く言いたい。

むしろ責任が増したりチェックされる相手が変わる為、自分の思った事を即時実行できる気楽さというものはなかなか得られるものでないというのが組織で働く人間に求められる慎重さである。

それ自体はやむを得ないと思うが、自分で意思決定、判断を即座にできるという世界を持てることは多くのサラリーマンにとって楽しさを感じられるのではないかと思う。

ちなみに知り合いの経営者で「本業を全力でやりたいから、投資はしない」という人間がいた。その是非については置いておく。本人はそうは言っていなかったが「経営者」=「自分の意思決定が多い」から意思決定を増やすような積極的な投資については、別にやりたくないのかもしれない。

⑦楽しい(勉強になる)

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先に断っておくと新聞も苦手だったが、読書もあまり好きではない、少なくとも得意ではないものの、投資をはじめると知っておくべきことが増えるので読書をすることが増えた。

さらに読書においても本を何冊読んだとかそういった事は全く意味がなく、読んだ本から今日、明日使える知識を得る必要があるという観点で読書をするのでかなり学習のスピードが速まったように思える。

冒頭の新聞以外の手段というところに戻るが、別にマンガであれ、マンガで解説した本であれ、難解な本であれ、Googleであれ、友達とのラインであれ、記憶可能な知識が大事になってくると思うと、早期に理解する、理解できなければ本を捨てる、など判断も早める必要があるのでトータル的には豊かになっている感覚がある。

まとめ 新聞を読まなくても投資はできるしメリットはある

新聞はいまだにあまり読んでいないが、それ以上のことが学べているように感じる。

新聞や社会・公民のようなが苦手な人はむしろ先に投資をやってもいいんじゃない?というのがもうすぐ投資2年目での感想です。


https://www.funandintense.com/nisatumitatenisa-1/






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