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袖振り合うも他生の縁

昨日は、3年ぶりに仕事仲間であり友人のYさんに会いました。
Yさんは、昨年、勤務していた保険会社を退職し、副業で携わっていた人材教育会社に転職していました。
彼女に会う前に、「その会社でこれから経営者として仕事をしていくことになりました」と伺っていました。

これまで様々な経験を通してキャリアを磨いていく中で、彼女がずっと大切にしていたのは「使命感」「責任感」、そして「人が成長することを心から熱望している思い」の強さでした。
しかし、目の前の課題や問題が見えていて、どんなにその思いが強くても、立場的に解決することが難しい場合があります。

これまでYさんから相談を受ける中で、私も一緒にいろいろなアプローチを考え、彼女を支援してきました。しかし、できることには限界があります。
一番私が心配していたのは、Yさんが板挟みになって心身の健康を損なってしまうのではないか?ということでした。

「大切なお客様に最後まで責任をもって関われないのが、一番申し訳ないことだと思っていました。だから絶対に会社を辞めてはいけない!と。しかし、後任にしっかりと引継ぎを行ってサポートしてもらうことも大切なのではないか?と思うようになったのです。私が会社を辞めても、そのお客様との関係が切れてしまうわけではありません。。契約以上にお客様とのお付き合いを大切にしてきたので、これからも私ができることでフォローさせていただこうと思っています」
笑顔でそう話すYさんを見ながら、私は、思う存分自分の思いをカタチに変えるステージに立てたんだな~と嬉しく思いました。

これまでの仕事とは立場だけでなく視座を引き上げることや大きな責任が求められます。さらに身につけなければいけないものもたくさんあると思います。でも、彼女ならきっとできる!と、私は確信を持っています。

そして、これからは、同じ業界で一緒に「人が活き、輝く仕組みやサービス、支援」が出来たらいいな~と思っています。

”そのYさんと、私はどこで出逢ったのかな?”
彼女に会う前日考えてみたのですが、全く思い出せませんでした。
そこで、昨日彼女に聞いてみたのです。「私はYさんとどこで出逢ったんだった?」

すると彼女は「私が住んでいるF町の小中学校合同の講演会ですよ!」と笑いながら答えてくれました。
そうでした!F町の校長先生から、講演会でお話してほしいというご依頼を受け、その準備委員会のメンバーがYさんだったのです。
Yさんは、勤務が不規則なため、定例の委員会になかなか参加できないので、代わりに講師との打ち合わせや当日の対応役を務めてくださっていたのです。
事前打ち合わせや、会場への送迎をしていただく中で意気投合し、講演会が終わってからも、勉強会を開催したり、仕事の相談に乗ったり、講師のお手伝いをお願いしたり、娘さんのAO入試対策を務めたりしながら、交流を深めてきました。

ご縁ときっかけはどこにあるかわからないものですね。
Yさんのこれからのご活躍を心から祈念しています。

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