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60歳はチャレンジ時(2)

5月も下旬に入り、道端のアジサイが色づくのが楽しみになりました。
最近は、単発の出張を極力控え、日にちをまとめていただいて、合間に体調を整えながら仕」に取り組むようにしています。
25年以上、母、父、義母の看護や介護などに携わりながら3人を看取りました。

長期にわたって大変でしたが、それぞれに学ぶことの多い体験でした。
今は、その体験を生かして、のびのびと仕事に取り組んでいます。
若いころから、「転んでもただでは起きない!」「ピンチはチャンス」「3度の飯より問題解決!」が私の信条でしたから、ほかの方に比べると、とても濃い人生を送っていると自負しています。

さて、60歳になったことを機に、新たなチャレンジをしようと考えました。
60歳は還暦です。還暦とは、自分の生まれた年に戻るということ。つまりゼロスタートです。

最初にチャンレンジしたことは、これからの人生を、もっと自分らしく歩むために、伴侶となるプロフィールを作成することでした。
プロフィールとは、ホームページに掲載するためだけのものでも、仕事先に提出するために作成するものではありません。
私が私らしく仕事をするうえで、指標となるものであり、自分の分身のようなものです。

半年かけて、頭に汗をかくような感覚を味わいながら千本ノックのような問いに一つ一つ向き合い完成させました。
完成したプロフィールは、私の背骨のようなものになりました。
どのような仕事を手掛けているかとともに、大切にしたい価値観や考え方、私の生き方も明文化してあります。

生まれてから現在までを振り返ったとき、体験したことや心に響いたことはすべて必然で会ったことに気づきました。
過去と現在をしっかり振り返り、大切にしていることを取捨選択すると、未来を描くのは難しくなかったです。
ちょうど、プロフィールを作成した時期が、コロナ感染が拡大した時期と重なっています。
だから、世の中がどのように変化しようとも、私は私の道を行く!と迷うことなく決断できたし、上っ面のスキルを追いかけることが自分にとって意味のないことだと思えました。

そして、その流れで、本を出版することを決めました。
プロフィールを作成したことで、本を出版することの意味や、本の出版を通して何を実現したいかが明確になりました。

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