言葉はその人自身
言葉はその人を表すものだから、言葉の選び方には細心の注意を払いたい!
義母が生きていた頃、私の遣っている言葉を聞いて「講師という仕事をしているんだから日頃から言葉の選び方は大切にね!」とやさしく私に助言してくれていました。
いつも、やさしく…だったのが効きました。
私にとって義母は、お姑さんであるだけでなく人生の先輩、憧れの先輩キャリアウーマンだったから、義母と暮らした28年間は、気づきと学びのありがたい毎日でした。
義母がいなかったら、私はこの仕事がきちんとできていなかったと思います。
普段使っている言葉が咄嗟に出ます。
普段使っていなくても、心の中でそう思ってれば、何かの拍子にそれが出てしまいます。
政治家の問題発言、不適切発言は、マスコミがその部分だけを切り取って紹介しているのもよくないけれど、その発言に触れた時、人は、言葉よりも「そんなふうに思っていたんだ」と、その人自身の物事の捉え方に疑問を持つものです。
失言、問題発言でなくても気をつけないと「あなたが、そこまで言わなくても…」と思われてしまうことがあります。
ブログやSNSは、言葉を放った瞬間、削除しても見た人の記憶に焼き付いてしまいます。
率直であることと、ストレートすぎることの匙加減はしっかり持っておきたいと思います。
最近気になる言葉は、「ゴミ」「クズ」「クソ」「バッサリ切る」そして「外来語の類」。人のふり見て我がふり直せですね。
相手の記憶に汚点や疑問を残すような言葉は使わないようにしたいなと思っています。自戒を込めて…。