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#04 売れるNFT作品とは?

第一弾「Blue Pottery」シリーズは、正直、そんなに売れませんでした。
なぜ売れなかったのか?
キレイな写真というだけでは、別に珍しくもないし、所有したいとも思わないですよね。
プラスαで何かの要素が必要かなと思いました。
その当時流行っていたNFT作品が、「クリプトパンクス」や「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」などの、

  1. 種類に限定がある

  2. キャラクターがある

  3. appleウォッチの文字盤やSNSのアイコンに使用できる

特長があったので、この辺りの要素を取り入れてみることにしました。
そこで考えた第二弾が「Noh Mask」シリーズです。
能楽で使用する「能面」です。

能面には色んな種類があり、一つ一つの能面にはバックボーンがあるので、キャラクターが立つので面白いかなと思いました。
こちらも京都で活躍する女性能面師とコラボレーションして、一点一点丁寧に撮影してNFT作品に仕上げました。

能面撮影の様子

普通に撮影しても面白くないので、片側から光を当てて陰影をつけ、能の雰囲気が少しでも伝わるように撮影しました。
このシリーズは22点を作成し、Raribleで「オークション」と「固定価格販売」を使い分けて販売しました。

狙いはある程度当たり、出品すればすぐに値がつきました。

Raibleで値がついた時に届くメール

上記の画像のように、値がつくとメールが届くんですが、
このメール、なんかめちゃくちゃ「祝福」感ないですか?笑
届くたびに心が躍りました。

嬉しいことに、2次流通された作品もあったり、
海外の購入者からは、現物の能面購入希望の連絡が入ったり、
ちょっとした成功感覚を味わいました。

ただ、この感覚も長続きはしませんでした。。。


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