お168話・疲労感漂うスーツ女性のおんぶに乗った〜女の子におんぶしてもらいたい男子
新入社員の女の子は、きっちりとスーツを着込んだ清楚な姿のまま、ボクをおんぶして交差点の反対側まで渡ってくれた。ボクに乗られちゃう前から、疲労感の漂う色っぽい猫背ぎみをしていたのだが、よくぞ70キロもあるボクをおんぶして、2度もおんぶしてくれたもんだ。
ただ、やはり、華奢な身体での男のおんぶはキツいようで、歩調が、バテてる足を引きずるようなパタパタ歩きになっていて、上に乗ってるボクのところにも1歩1歩の揺れをちょっと強めの刺激として感じるのが、なんともいえず
「女の子がボクのために、重労働サービスを頑張ってくれてんだなぁ」という極上な気持ちに、うっとり、なんて幸せな男ロマンなんだろ、ってな。
体力的にバテバテの女の子のおんぶは、上に乗ってるボクの身体がズリオチしがちなので安定した乗り心地という点では、うっとり快適堪能というわけにはいかないのだが華奢な女の子が、ズリオチしたボクの身体を何度も、立ち止まって跳ね上げてくれるたびに「ボクを楽させるために、こんな可憐な女の子が頑張ってくれてん」という心の部分が熱く伝わってくる。女の子におんぶしてもらう快楽感においては、この「心の部分」が大切。
女の子の身長は155センチくらいだろうか。疲労のためか、やや前傾姿勢になっているので、もうちょっと小さい女の子に乗ってるような気持ちにもなる。ただ、この姿勢のままこのあともずーっと歩かせてしまうと、女の子が腰痛になっちゃうかもなので「前傾姿勢にならないように上体を起こしてみて」と、おんぶ上から注文。
「ハイ」とかすれるような返事をしながら、上体を起こしてくれたので
「そうそう、その姿勢がいい。で、もう1度、ボクの身体を跳ね上げて」
「ハイ」と初々しい返事をして1~2秒を置いてから腰に力を入れてから軽くジャンプするように、ボクの身体を高い位置に上げてくれた。
この「跳ね上げ」の動作が、2~3回前よりも明らかに緩慢な動きになっていることから、女の子はかなりバテバテのへろへろなのかなってことは感じとれたが、ボクの乗り位置は、楽に乗ってられる高い位置に修正してもらえたので、おんぶ上から、女の子の髪のさわり心地を楽しむくらいのゆとり心は生まれた。
70キロのボクをおんぶしてるだけでなく、自分の大きなカバンも肩掛けしている「大荷物感」が、女の子の華奢な身体のラインを、さらに華奢に可憐に感じさせる。それからしばらく歩いてもらってるうちに、ボクの身体のズリオチ頻度が高くなってきて、10メートルくらい歩いては立ち止まっては、ボクの重い身体を高い位置に上げてくれる。
小柄な女の子のこのけな気な努力のおかげで、ボクはまた乗り心地安定の楽ちん楽ちんな態勢に戻してもらえる。しかし数歩を歩くだけで、またズリオチしてきちゃうのは、女の子は相当バテバテのへろへろなんだろうか。
ボクは、そんな重労働で頑張ってる女の子の上から脳天気な提案を・・
「走ってみてよ。走ったほうが、ボクの身体がズリオチしないから楽かもよ」
「ハイヒールなんで、走るのはムリですぅぅ」
「あっ、ハイヒールだったんだよね、忘れてた。ハイヒールの女性におんぶしてもらえてるって、凄い贅沢なのに、そのことを忘れてたなんて、ひどい男でゴメンね。ここから先は、ハイヒール女性のおんぶだということをしっかり味わって乗り続けるから許して・・・」
改めて、女の子のハイヒールでのカツカツッという靴音と振動を味わっていると
「私はどこまで、あなたをおんぶさせられるんですか?」と。
「キミがいま行く予定のとこまで、ボクつきあうよ」
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