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お141話・背伸びしたソリ腰女性の曲線美におんぶと汗〜女の子におんぶしてもらいたい男子

 下り階段への降り口で、ボクは降りてあげると、ティモテ女性は、

「朝からこんな重労働させられて、汗かいちゃったわよ」と言いながら、一瞬だけ、マフラーしまい髪のマフラーを解いたものの、またマフラーを巻いた。マフラーしまい髪女性にとって、マフラーは防寒具というだけでなくファッション。

 で、その一瞬マフラを解いた時の、両手でマフラーを背伸びするように頭上に上げた時の姿勢にボクは感じてしまった。女性の柔らかい身体ならではの、ソリ腰な姿勢は、女性の身体特有の曲線美を放っていて、この曲線美は、胸の存在を強調し、腰のクビレも強調した一瞬だった。

「あっ、今の背伸びしたようなソリ腰姿勢、色気満点、セクシーすぎる」

「えっ、そうなんですか」

と言いながら、女性は、階段の隣にある下りエスカレーターに乗ったので、ボクも彼女に続いた。

 下りエスカレーターで、ボクの前に女性が立っているという仰角は、ボクが1段高いところから女の子の後ろ姿を見下ろしてる位置関係なわけで、これは、おんぶフェチのボクとしては・・・。

「この位置からキミの後ろ姿を観てしまうと・・、もう1回おんぶしてください」と言ってボクは、自分の体重をティモテ女性の背中へ、そろーりと移した。乗る時の衝撃を与えて女性が前へ踏み出してしまうと、下りエスカレーターでは危ないので、

そろーりと乗って安定を確認しながら、ボクは両足を宙に浮かして全体重を女の子に預けて、両足で女性の腰クビレを挟む態勢とし、女性に両手で足を持ってもらい、乗り心地のよいおんぶを確立した。

  女性はボクをおんぶしてエスカレーターに棒立ちしていたが、すぐにエスカレーターのエンドが来てしまい、エスカレーターから降りると、強制的に歩かされるように、トントントンと歩みだしてくれた。マフラーしまい髪の女の子が、マフラーの下には首元とかに汗をかきながら、ボクをおんぶして歩いてくれている。

 女性の髪にクチを近づけてクンクンしてみると、シャンプーのイイ匂いと同時に汗かいてるしっとり感もあり、女の子がボクを気持ちよくするために汗かいておんぶしてくれてる。ティモテ髪のさらさらしたふっくら感は、汗の湿気のせいでか、ふっくらしてなくなり、ストレートヘアーっぽくなってきているのは、ボクの快楽のために、女の子が自己犠牲して尽くしててくれてることを、視覚的に確認できてしまうことで、萌え萌えに萌えちゃうよ、ありがとう。

 そしたら、女の子から、か細い声で

「もう、おんぶは終わりにしてください、降りてください」と。

「うん、汗かいてまで頑張ってくれたんだもんね、ありがとう、ここで降りるよ。かわいい女の子のおんぶ、幸せなひとときをありがとう」

 汗かいちゃってるマフラーは外したほうがいいのでは、という気もしたが、外すと汗が冷えて風邪ひいちゃうかな・・ボクのワガママのために、ごめんなさい。ボクは、彼女のマフラーと後ろ首のところにキスをし

「こんなに汗かいちゃって・・。ボクのためにこんなに汗を。あなたのこの汗、愛おしいです。キミのこの汗はボクのものでもあるって、感謝です。キミの汗にボクもまみれたい」と言いながら、ボクは自分のおでこを彼女のおでこに軽くゴッツンさせた。そしたら、彼女は、ひたいにも汗がにじんでいた。

「こんなに汗かかせちゃってたんだ、ここまでしてくれて、ホントにありがとう」

ボクは、その汗の浸たるひたいにチュッチュと2度キスした。

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