見出し画像

お202話・おんぶしてくれてる女性の胸の暖かみ〜女の子におんぶしてもらいたい男子

 10月にもなると、太陽の角度が低くなるため、晴天の日でも、市街地では、建物の陰になるところが多くなる。そんな影の部分が多い街景色ゆえ、白いワンピースで金髪ロングの女性の歩く、うしろ姿の輝きは見逃せなかった。

 ボクの位置から10メートルほど前方をゆく白いワンピース金髪女性は、そのホワイト系のカラーコーディネイトゆえ、ふくよかな柔らかいボディー感触を妄想させてくれるが、ワンピースの上から腰に巻いてるベルトによる腰のクビレの魅惑の締りを見れば、彼女のスタイルはなかなか抜群であることがわかる。

 建物と建物の間から斜めに差し込んでいる日光の当たるところを女性が通過するたびに、その一瞬の光を受けて、女性の金髪と白ワンピースが輝くのが、ボクを誘ってるようで、たまらない。ボクは急ぎ足で女性を追った。

「髪が輝いてて素敵なんで、声かけてしまって、すみません」

「輝いててって、そんなにですか?」

「ハイ。髪だけでなく全体が素敵なんで、ピピっと目に留まってしまって・・」

「ありがとう。私になにか用がるわけではないですよね」

「用というか・・・あるといえばあるんですぅ。・・あなたのその素敵な身体に、おんぶしてもらえれば・・と思いまして・・」

「おんぶ?? 私があなたをおんぶ、ですか?」

「はい、そうです。じゃあ、乗りますよ」と言うと同時にボクは、身長163くらいとおもわれる彼女の両肩に自分の両手を掛けて飛び乗った。

「ちょっとぉぉー、おんぶなんかするって言ってないわよー」

「うん、ごめんなさい、もう我慢できなくなっちゃってー」

「我慢できないって、どういうことよー?」

「ボクね、素敵な女性を見ると、おんぶしてもらいたくなっちゃう、おんぶフェチなの、ちょっと重いかもしれないけど、お願い・・」

「ちょっとどころじゃないわよ。男の人をおんぷなんて重いですよ、なんで私がこんなことさせられなきゃならないのよー」

「あーー、素敵な女性にしてもらうおんぶって、やっぱり気持ちいいなぁ、ありがとね。貴女のおんぶ、乗り心地最高ですよ。しあわせ~」

「乗ってる貴方は、しあわせかもしれないけど、下でこんな重いの持たされてる私は大変な思いしてるのよ。もう降りてください」

「駅まで行くんでしょ? 駅までおんぶしてよ」

「えーーっ、駅までなんてムリよー」言いながらも、コツコツと心地よい靴音をたてて、駅方向に歩き始めてくれる。

「あなたの金髪すごく綺麗ですね、手触り感も最高でうっとりです」

「髪を褒めてもらえるのは嬉しいけど、あまり触られたくないんですけど・・」

 ボクは彼女の金髪の上に乗せていた両手を頭からハズしてだらりと下に垂らすと、手先が彼女の胸に当たった。胸というかブラジャーだが、そこそこ大きめの胸であるってな感触を得ることができたのは、ちょーお得感。

 ブラジャーを通してだが、胸の暖かみを手先に感じ、ボクをおんぶして歩いてくれてるその一歩一歩の振動によって、ボクの手が意外と強く彼女の胸を押すかんじで。

それでも女性は、70キロのボクをおんぶという重労働の最中なので、胸を触られてるなんてことに気がまわらない。

 女性におんぶしてもらうお得ポイントは、女性の柔らかい身体に自分の全体重を任せる気持ちよさもさることながら、今回のこの胸お触りのように、重労働ゆえ、女の子は、触られてるなんてことに気がまわらなくなって、乗ってるボクからすると、触り放題になること。

 そんなこんななシアワセ感でおんぶに乗っていると、ブラジャーを通して彼女が汗をかきはじめてきたのをボクの手先は感じた。女の子が自分をおんぶして歩いてくれることで、汗をかいてくれてる。この愛しさ。しかもボクを楽ちん楽ちん気持ちよくさせるために女の子が流してくれてる汗を女の子の胸から感じ取れるドキドキ感。ブラジャーの中はかなり汗びしょ濡れなのかもしれない。

 しばらく行くと駅前広場が見えてきたが、女性は「ここまでで限界ぃぃ」とボクはおんぶから降ろされてしまった。「あとちょっとだったのにぃぃぃぃ」





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?