お120話・女の子におんぶしてもらいたい男子~ティモテ女性のおんぶのふんわり至福

「ボク重かったですか? おんぶで歩くの大変だったですか?」

「あたりまえですよ。なんで私こんなことさせられなきゃなんないのよ」

「汗かいちゃいましたか?」

「ちょっとジワッと出てますよ」

「コート脱いでください」と言いながら、ボクは半ば強制的に彼女のコートをはぎ取って、自分が羽織った。

「寒いですよ」

「そうだね、汗が冷えて風邪ひいてもまずいし、では、さっそく始めましょうか」と言うと同時に、ボクは、マフラーしまい髪女性の両肩に手をかけて背中に飛び乗った。2度目のおんぶには、初回とはくらべものにならないくらい親近感があり、暖かみを感じる。

 暖かみの点では、今回はコートがボクと彼女の間に挟まっていない紺色のスーツのみだったこと。やはりコレだと、女性の体温をじかに感じとれて「女の子の上に乗せてもらってるんだ」感にホクホクの幸せだ。

 女の子の体温もじっくりと感じてゆきたいところだが、今回のおんぶのメインテーマは、マフラーしまい髪のティモテだ。ティモテの魅力は、その女性の髪が、ふっくらと膨らんだ感じになる、そこから醸し出す柔らかみ。おんぶしてもらってるボクの立場からすると、目の前のティモテから「柔らかみ」という感情を視覚的に受け取って、その感覚が、全身に伝達されるので、まるで、そんな柔らかいボディーの女性におんぶしてもらってるような、フワフワ感。

 ティモテの髪は綺麗に整って揃っているので、手触り感には高級感があっていい、ちょっと手に触れただけでもジーンという感覚が脳天で走るのは、ヘアーファッションの高級感を視覚でいただけてるからか。ボクが髪フェチをやめられない理由。

 そんなふっくらとした高級ティモテを、つまり彼女の頭を、おんぶ上から、両腕でギューッと抱きしめてしまう愛おしさ。

「ああーっ、おんぶしてもらってるこの位置からのマフラーしまい髪、大好きぃぃ。かわいいー。かわいすぎて、抱きしめちゃってごめんなさい。でも素敵すぎて・・」

 こうして女の子のかわいい頭を抱きしめているのに、ボクの両足は宙に浮いてて、これはつまり女の子の上に乗せてもらってるから。女の子におんぶしてもらいながら女の子を抱きしめてる。1人の女の子が、2つの役割をしてボクに快楽とシアワセを与えてくれている。これだけのことをしてくれる女性に対して、さらに「あれしてこれして」と求めてしまうのが、ボクの悪いとことは知りつつ。

「歩いてよー。揺れと振動がほしい」

 女性は「まったくもう・・、なんで私こんなこと・・」と声でつぶやきながらも、歩いてくれて、その振動は、ボクの股間を性的に刺激しまくったので、ボクは、両腕で、ティモテをさらに強く抱きしめてしまい、女性から

「頭握られると、苦しいのよ。おんふだけでも大変なのに」と。

「ごめんなさい、こんなに気持ちよくしてくれて、ありがとう」

「もういいかげん、降りてください」

「暖かいから身体くっついていたい、降りたあとも2~3分でいいので、くっついていてもらっていいですか? それ許してもらえるならすぐに下ります」

「ハイハイ、、それでいいから、降りて」

  やったーうれしい。髪で感じさせてもらった次には、体温の温もりで・・。ティモテにチュッとキスをして降りた。

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