見出し画像

お131話・女の子におんぶしてもらいたい男子〜体力限界まで肩車してくれた169cm女性

国際大会にも出場してるレゲエダンサーのチヒナに肩車してもらった件は、お10話で書いた。その後、いろいろな女の子に肩車してもらう人生になってゆくわけだが、チヒナの肩車状況が、他の女の子のときと大きく違うことがある。

 それは、チヒナの時は、まだボクのダイエットか始まったばかりのときだったので、体重74キロくらいあったこと。その後、ボクは、女の子に肩車してもらいたい、抱っこしてもらいたい、ちょっとでも長い時間おんぶしてもらいたいとの夢希望を実現するために最軽量期には、61キロまで落としたこともあり、つまりここで言いたいのは、チヒナは重いときのボクを肩車してくれた女性だってこと。

 日曜の午後に歩行者天国になる東京銀座を、身長169センチのチヒナの肩車に乗って、空中散歩したい・・・。チヒナと出会ってから3か月、4回目の肩車にて。

 高い位置に立たず、路面に立っている状態から持ち上げてくれることになり、長身ロングヘアーのチヒナがしゃがみこんでくれた、その景色だけでもボクは萌えれた。「しかもボクは今から、この美しくエロい女性に乗れるんだ」

 道路にしゃがみ込むチヒナの後ろ首上に跨るように立つと、さすが長身で姿勢の良いチヒナ、その時点でもうボクはチヒナの肩の上に座る形になり、ボクの両足は半浮きだ。ボクが冴えない短足だからだろうか。でもボクはこの状況に嬉しくなってしまい、両足を宙に浮かして、全体重をチヒナの上に乗せちゃってみる。

 チヒナは「うわっ、乗せてる?」と訊いてきたものの、体勢を崩すことはなくそのまま、ゆっくりと立ち上がってくれた。ボクは、チヒナの頭に両手でつかまったまま、チヒナが上げてくれる浮遊感を堪能。この浮遊感だけで、ボクの股間のアレはびんびんに元気になってしまい、チヒナは「首になんか熱いモノが当たってるよ」と。

 歩行者天国の景色がそう感じさせることもあるかもだが、169センチ女子の上に乗る肩車からの目線の高さはドキドキが止まらないほど高かった。このドキドキには、気持ちよさや爽快感、優越感だけでなく「落とされたら痛いだろうな、この高さ」とのスリル感じる緊張感も大きく、ボクが落とされるか落とされないかは、女の子の心と体のなすがまま、女の子に全面依存なボクの人生観を具現化というか。

「チヒナちゃん、キミだけが頼りで、ボクのすべてをキミに預けてるんだから、ボクを捨てないでぇぇー」との強い思いによって、ボクは両手にも両足にも力が入ってしまって、長身スレンダーな女性の身体に、しがみついていた。

 この「女性にしがみつく」が、ボクの人生観そのもので。形だけは、女の子の上に乗っているという、どちらかというと女の子の上に立って支配しているようにも見えるのだが、その実は、女の子に運命を握られている。そんな、人生観と重なるスリリングさが、性的快感を。

 足腰のしっかりしているチヒナといえど、やはり女性なので、ふらふらする。この

「ふらふら」感こそが、女性の肩車に今ボクは乗ってるんだだ。肩車は、おんぶほどには、お互いの身体の接触面積が大きくないので、下で支えてくれてる女の子の大変さツラさが、あまり、上に乗ってるボクには伝わってこない。

 チヒナが言うには、ある瞬間を越えると、急に頭がくらくらっとしてきて、その直後から、いきなり重くなったようにズシンと背骨にきて、ここで降ろさないと、バランス失って倒れそうで、とのこと。

 この歩行者天国での日も、チヒナは、くらくらっとくるまで肩車をしてくれた。限界までしてくれてるので降ろす場所は選べず、「ああっ、危ないから降ろすよー」とチヒナは前かがみに中腰になり、ボクは前方へ歩き出すように降りる感じだ。

 ボクが降りた直後に、チヒナが左右前後バランスをやや崩しがちに、ロングヘアーを振り乱しながら5~6歩トントンと歩みだす姿が、ちょー色っぽいので、ボクは降りてすぐにうしろを振り向いて、チヒナを抱きしめて「ありがとうー」。近くの野外テーブル席に座っていたカップルさんたちから、軽く拍手をいただいちゃった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?