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お166話・揺れ方が気持ちいいおんぶの女性の上でゆさゆさ〜女の子におんぶしてもらいたい男子

 そんな感じで、ボクをおんぶさせられてることに不満を言いつつも、スレンダー女性は、カツカツッと歩き始めてくれた。乗ってるボクとしては、その揺れと振動が、いつになく心地よい。この連載で告白しているように、ボクはたくさんの女性のおんぶで揺れと振動を味わってきているのだが、今回のこのスレンダー女性の感触には、なぜ、こんなに特別なものをかんじてしまっているのだろうか。

 それは、前話お165話での、ボクの手の甲から得た、彼女の身体の柔らかみと暖かみの感触の残像効果だろう。あのときは、手の甲からのみだった感触が、今こうしておんぶしてもらってることによって、ボクのほぼ全身に広がっている。股間を含む全身である。コレは男としては、たまらない。

 おんぶして歩いてくれてる女性の揺れによって、ボクの身体が上下動の揺れをするのだが、彼女の身体の上下揺れと、ボクの身体の上下揺れのタイミングに微妙にズレが生じることで、ボクの身体が、女性の柔らかい身体に食い込む感触が、最高に、女性の身体の柔らかさを感じさせてもらえていて、女性の柔らかさと暖かさに包まれてるというか大切にしてもらえてるような幸せ。

 女性が重いボクをおんぶして歩いてくれてるその歩調ごとに、ボクの身体が、彼女の柔肌に食い込む感じ。なんと気持ちいいんだろう。歩いてくれてる女性にとっては、その1歩1歩が過酷な重労働だが、上に乗ってるボクにとつては、優しさに包まれた性感マッサージ。この「尽くされてる」感がたまらない。

 そんな感じでうっとりとシアワセを噛みしめながらスレンダー女性のおんぶにゆられていると、、「交差点まで着いたんだから、降ろすわよ」という女性の声で、現実に引き戻された。疲れをにじませた色っぽい声だった。

「あっ、まだ降ろさないで。。おねがい・・このまんま向こう側へ横断歩道を渡って。。信号青だし」

「ええっ、おんぶで渡れっていうの?」と、ちょっと憤慨したようなトーンだったが、ボクをおんぶしたまま横断歩道を渡り始めてくれてる。するとすぐに、青信号の点滅が始まったので

「信号点滅始まったよ。急いで」とボクは、おんぶ上から脳天気に言う。女性は、

「まったくもう、なんで私こんなことを・・」と呟きながらも、急ぎ足での大股歩きになってくれちゃうとこが、おんぶ上で楽ちんさせてもらってる男としては嬉しすぎて、ギューッて抱きしめて髪にチュッチュとキスしちゃう。

 歩幅が大きくなった早歩きの女性のおんぶの揺れと振動からくる刺激は、さっきまでの歩調での刺激とは異質で、これまたもうひとつの快感だ。大股歩きによる揺れは、ボクの身体を跳ね上げるような上下動で、元気な女の子を乗りこなしているような優越感。

 点滅信号が赤になってしまったので「赤になっちゃったよ」と彼女の耳元で言うと、女性はさらに頑張って駆け足になってくれ、向こう側の歩道にたどり着いた。歩道に達すると同時に彼女は立ち止まって「ハーハー」と息をこらしながら腰を曲げて中腰の姿勢になった。ボクは、中腰の女性の背中に馬乗りのように跨って座っている体勢に・・。

「いつまで乗ってんのよ、重いんだからもう降りて」

「この体勢から下りれないから、貴女がしゃがんでください」

 女性は、ヒザを屈ませてボクの両足が路面に着くところまで降ろしてくれて、この優しい対応にボクは、びんびんに感じてしまった。スレンダー女性が、ボクのために歩道で屈んでくれてる構図は、男心を突く。

 そんな幸せを体感してしまったので、ボクは、かがんでくれた彼女の上から下りるのがもったいなくて、乗り続けていると

「早く、降りてください・・、重いんですから」と。

ボクは「降りたくなくなっちゃった、乗り心地いいんだもん。もう一度、立ち上がっておんぶしてください。貴女のおんぶ、ホントに乗り心地よくって、男のワガママ、ごめんなさい・・」

「乗り心地いいから、降りたくなくなっちゃったって・・。乗られてる女の側の立場にもなってくださいよ。私、こんな重いの背負って、あそこから歩かされたのよ」

「女の子が大変な思いをして、ボクをおんぶしてくれてることを感じれば感じるほど、そのことで性的な快感になっちゃうんです。あと10秒で降りますから、ちょっとだけ今のこのままの姿勢でいて」と言いながら、ボクは彼女の背中の上で身体をゆさゆさとゆらしていると、「なにやってんのよ」「ごめんなさい、すぐ降ります」

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