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1戦必勝  T-C23回戦(甲子園)

ゲリラ豪雨による中止を挟んで、昨日から4連戦になった。日程的にはかなり楽になって、天は味方したかもね。ここからは1戦必勝の戦いが始まる。トーナメントだ。

昨日の試合後で、読売とタイガースの負け数の差が4。引き分けは同じで対戦戦績は五分。直接対決が2戦甲子園で残っている。この二つはどうしても勝たなければならない。そうすると、負け数の差は2になる。余分に読売が2つ負けると勝利数が同じになる。そうなると当該チーム同士の勝率で優勝が決まる。直接で2つ勝つと勝率で上回るので逆転優勝だ。残り試合が少ないので、タイガースが優勝するのはこのシナリオしかないと思う。

だから、直接ではどうしても二つ取らなければならない。読売とは今季初対決になる遥人では勝てると思うので、残り一つを才木を中心に勝ち取りたい。行けるよ、いける。

今季はかなりやられていて、数字的には分が悪かった大瀬良。ここまで来たらこれまでの対戦成績とかは全く関係ないからね。やるだけです。立ち上がりの大瀬良は涼しい顔をしていて、かなり自信があったんだろうね。でもその表情が変わって行く。

4回裏に試合を決めた。一死後梅野の四球から始まり、木浪の内野安打で繋がり、近本の2点タイムリーと森下の内野ゴロで3点を取った。これでほぼ決決まったね。広島はホームで3タテを食らったショックから簡単には抜け出せないだろうし、その前からすでに失速していた。かつてのタイガースも残り五分で優勝と首位に立っていながら、何度も逆転された事があった。優勝ラインなんて全くアテにならないからね。広島の矢野は、バッティングでは散々粘って投手を苦しめ、守備でも好守が光っていたが、体力的にヘロヘロで守備でもミスが目立つ。出続けるのが今年が初めてなので仕方がないと思う。

遥人は良く投げた。広島とは3度目の対戦で、カープは球筋もある程度は理解していただろうが、それでも内容は上回った。6回は中野のエラーもあって失点した、あの中野のプレーはグラブトスでなく握り直して二塁で一つアウトにして欲しかった。遥人はあの回、左バッターの坂倉まで投げ終えて石井に繋いでくれた。次の登板は大事な大事な読売戦になるだろう、きっとやってくれると思う。


森下がまたホームランを打ったが、表情を一切緩めない。それが本当に頼もしくて、嬉しくて。残り試合もきっとやり切ってくれるだろう。

今日も読売が負けてくれるとさらに面白くなる。ヤクルトの先発が高橋で、前回対戦した時はかなり良い球を投げていた。山野が打てないなら、高橋の攻略は簡単ではないだろう。タイガースは失速した広島には勝てる可能性は高いと思う。ここまでくれば1戦必勝。最後のアウトを取るまで引き締めて行きましょう。

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