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コンバート論で注目のジャイアンツ・坂本勇人選手から感じる「代えの利かない人財」とは

こんにちは。良ちゃんこと良平です。
現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介を通じ感じたことや気づきを書き起こしています。
前回は、3年ぶりのドーム観戦で気付いた「Withコロナと売店ビジネスの変化」というテーマで書かせていただきました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

完全に私の趣味の話なのですが、以前からプロ野球の巨人・坂本勇人選手を取り上げています。

今年2022年シーズン、坂本選手はケガとの闘いです。開幕直前に脇腹のケガ、4月末に右膝の靭帯損傷、そして7月6日(まさかの、私がドーム観戦に行った翌日)に今度は持病の腰痛が悪化し、現在もリハビリ調整中です。1シーズンで3度、ケガで離脱したシーズンは初めてで、年齢も今年の12月で34歳、下り坂に入ってきてしまうのかなとファンとしては悲しい気持ちです。

そして坂本不在が、いかにチームにとって大きな痛手であるかを
坂本選手が担う役割を紹介しながら、ビジネスパーソンにも当てはまる「代えの利かない人財」についてまとめていきたいと思います。


1.坂本選手は、トップクラスの実力を複数持つ「マルチスタープレーヤー」

①2015年~現在までジャイアンツのキャプテン(リーダー)

前任の阿部慎之助選手が「キャッチャー・4番・キャプテン」を全て担っていた時に、後を引き継いだのが坂本選手です。プレッシャーもあったと思いますが、それから選手として大躍進、2016年には遊撃手で初の首位打者、2019年には巨人の遊撃手で初のシーズン40本塁打とMVP、2020年にはプロ野球史上2番目の速さで2000本安打を達成しています。

②グラウンドの中で守備の要・ショートでリーグNo.1の守備力

レギュラーに定着してからしばらくは守備が課題だったのですが、名手・宮本慎也さんに弟子入りし、守備を鍛えぬいた結果、今では通算5度のゴールデングラブ賞を獲得しています。

③レギュラーに定着した2009年から、ほぼ休みなく出場を続けている鉄人

元々は、連続試合出場を続けていたほどケガに強く、グラウンドにはいつも坂本が遊撃手として守っているという状況が約15年間続いている絶対的存在

④チームのポイントゲッターとして長らく1番、2番、3番、5番という主軸を担う

チャンスに強く、ほとんどのシーズンで得点圏打率は3割越え、試合を決めるサヨナラホームランも通算5本、サヨナラヒットも多数
そして、どの打順でもコンスタントに成績を残せ、いざとなれば送りバントも1発で決めるなどチームの勝利のために何にでもなれる犠牲心も兼ね備える器用な選手

⑤誰よりも練習し、誰よりも上手くなりたいと今なお褪せない向上心

2015年に国際大会のプレミア12では、年下秋山選手や筒香選手、山田選手に打撃のアドバイスをもらうなど、いい意味でのプライドがなく、とにかく上手くなりたいという向上心がこれだけの安定してハイレベルな成績を残すことに繋がっている要因の一つだと思います。

⑥ジャイアンツに留まらず、約10年間、侍ジャパン日本代表の主軸を担う

2021年のオリンピックではサヨナラヒットを放つなど史上初の金メダル獲得に貢献
大舞台に強い印象があり、特に負けている状況やサヨナラのチャンスでの打席は「ここで打ったらヒーローだ」という超ポジティブ思考で試合を決めてしまう強靭なメンタルの持ち主

私の主観もかなり入っているものの、
上記に活躍や実績を列記しました。坂本選手は、所属しているジャイアンツや日本の野球に大きく貢献している稀代のスーパースターである事は多くの人が認めていると思っています。

2.「代えの利かない人財」とは

もやは説明不要かもしれませんが、打撃・守備・チームを勝利に導く勝負強さ、そして15年間ずっと活躍し続けている自己管理能力、
なかなか坂本選手の代わりは見つからないなと正直思ってしまいます。
また、何がすごいかというと、遊撃手というポジションは動きがとても多く激務であり、体への負担が大きいと言われています。今までのプロ野球の歴史としては、「守備の達人」が守るケースが多く、打撃は二の次でOK、というスタンスを敷くチームが多かったのです。しかし坂本はクリーンアップも担う主軸打者であり、キャプテンという精神的支柱。つまり1人で大きな役割を3つも背負っている点がものすごいと思っています。
ビジネスパーソンに例えると、会社や抱えるプロジェクトにおいて重要なポジションを兼任している人が存在しますよね。成果を出せる人には仕事が舞い込んでくる、チャンスがやってきやすい。しかしそれは天性のものというよりは、コツコツと努力していたり背中で明かす存在、周囲から頼られ愛される、魅力ある人間性を備えた存在の人であることが多いのではないでしょうか?
坂本選手もものすごい努力はしている前提ですが、スポーツ選手は天性のものもあると思います。まさに「天性の才能」。しかしビジネスパーソンにとっての「代えの利かない人財」とは、努力で目指せる可能性があると考えています。「この人と仕事がしたい」「この人ならきっとやり遂げてくれる」「この人なら何とかしてくれる」「いつも明るくポジティブで勇気をもらう」などの、与える人なのではないかと思います。
実際、私の周りにも転職エージェントの仲間をはじめ「代えの利かない」魅力あふれる仲間に囲まれています。私自身も人間性とスキルを磨き、プロとして大きな成果を上げるとともに頼られる「代えの利かない人財」になれるよう日々、向上心を持ってチャレンジしていきます。

次回は「倒産経験から今に繋がる「自分磨き」の重要性」について綴っていきます。お楽しみに。


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