音楽「Lucky Ending」 *20/8/3
♪ さよならって言葉はこの世から すっかり消えた
残るのは隣でふざける僕だけ 君が笑わない日はもう来ない ♪
ビッケブランカ/「Lucky Ending」
サムネイルの通り、アニメ「フルーツバスケット」の1st seasonのエンディングテーマでした。
「フルーツバスケット」の漫画の連載は1998年から2006年まで。一度2001年にアニメ化しました。
2019年4月から、原作者である高屋奈月先生が総監修として関わり、声優もキャラクターデザインも一新してほしいというオファーのもと、今回のアニメが制作されているそうです。
中学時代、友達同士でフルバの漫画の貸し借りをしていたような記憶があるのですが、内容について、全く記憶がない…。(中高時代の記憶がほとんどないのです)
周りのフルバファンは、今回のリニューアルは見る気がしない!と言っていたものの、私はほとんど原作の記憶がないので、まぁ見てみようと録画しました。1話から、エンディングにかけて心地よい「Lucky Ending」の前奏が絶妙に入り、雰囲気を壊さないままにスムーズにエンディングに入る…という演出にとても感動したのでした。いままでこんなにアニメの雰囲気を壊さないエンディング曲、あったかな…と。(匹敵するのは、「夏目友人帳」でしょうか)
「ずっとここにいて、ここにいて」と、十二支達の透への願いが反映されたかのような歌詞で、イラストもみんなが心から安心したような顔をしていて、本編と合わせて、毎週とても癒される時間でした。
ビッケブランカ、全然知らなかったのですが、このあとファンになりました。
いまは2nd seasonですが、毎回とてもオープニング曲もエンディング曲も素敵な曲ばかりで、毎回楽曲だけSpotifyで聞いています。作品全体の楽曲マネジメントがきちんとできていて、avex本当にすごい…。
以下、今までのエンディングとオープニングで好きなものを3つあげてみました。
1)THE CHARM PARK/「ad meliora」
2001年のアニメ化のときのオープニング曲、岡崎律子/「For フルーツバスケット」のオマージュをしているという、ファンにも鳥肌ものな一曲。
曲の最後のメロディが、「For フルーツバスケット」の前奏です。(私も、同世代ではカラオケに行くと誰かが「For フルーツバスケット」を歌っていたので曲だけはわかりました)
2)MONKEY MAJIK/「Eden」
この前奏も、ストーリーによくマッチして、ふんわり優しく入ってきてくれます。エンディングイラストは十二支たちと神様の大事なお正月の舞いの衣装。イラストがまたとても素敵です。
3)土岐麻子 /「HOME」
美しい街の情景のアニメーション。いままでのオープニングで一番好きなオープニングになりました。サビ前で透くんが手をパンっと合わせるのがとても好きです。
フルバのマンガは、先日のアプリ「マンガPark」の無料公開で全話読破し、ボロ泣きしてしまいました。いまのアニメはまだ原作の半分くらいのところなので、このあとのアニメと、そして選曲も、とても楽しみにしています。
フルバは、男の子達の思春期の成長度合いと、地味なところで、橙路くんの家族の話がとても好きです。悲しい家族が多い中、橙路くんの家族のような両親が希望のような存在でした。
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