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懐黍離のストーリー感想的なやつ

※とりあえず1回目を通しただけの感想で、特にアークナイツの解説とか読み解きとかそういうのではないということを念頭に読んでください。当然ネタバレあります。また、今後感想は変わることもあります。

【好きなところ】
・歳兄弟の関係性が良い。これは過去の歳イベントを読んでいると余計にいいねーってなる。面倒くさがらず画中人→将進酒→登臨意→懐黍離を読もう。連続した話なので。序盤シーがシュウに褒められたがってるところとか、ジーがチョンユエを「じじい」って読んでるのよかった。
・ジーのキャラ造形も自分は好み。しかしオペレーターとしては来ないんだろうな……と思った。次男に共感する兄弟もそりゃいるよね。
・シュウが想像よりだいぶ人間が好きだった……いや悪魔に襲われた人間埋葬しちゃった責任というのもあるんだろうけどそれを差っ引いても人間が好きですねこの人。「神農」や今の「郷長」とのやり取りが好き。
・歳イベントの中では1番現代的な話だったかも。

【うーんなところ】
まあこれを書くために記事を書いてる部分もあるけども……
「ツヴィリングトゥルムの黄金」からだけども、「悪魔」を組み込もうとして話がすごくとっちらかってるなーと感じる。というか今回は話を短くしようとしてか、最後は言葉足らずというか場面転換が急すぎるというか。ツヴィリングトゥルムが散漫になった反省だろうか。

北の悪魔がやばい!というのはおそらくエンドフィールドにも繋がる話なので、早いところこれをアークナイツ本編にも入れておかないと、という焦りも感じる。ただ、大陸だと世界観設定集が出てるけど、日本版にはまだ来てないので(膨大すぎる)それも相まってグローバル版だと一層唐突になるんだろうな。

あと、サーミローグやってないと「悪魔ってなに?」となるのもね……。自分はやってますが(今猛威14を越えられず泣いています。追加ステージ来る前に超えたかったのに来ちゃった)ローグ好きじゃない、やってないという人は全く分からないと思う。

今回のイベントで出ていた「木こりの男性」は対悪魔の戦士で(北の悪魔は存在を認識すると強力になるため、「脅威は知っているが存在は認識しないようにする」というめちゃくちゃな対応が必要になるし、もしかしたら悪魔の影響受けちゃってるのかも)シャオマンの父親なんでしょうね。母親もそうだったのだろうか。多分悪魔に取り憑かれて崩壊して老天師がやむなく手にかけたと思われます。

大荒の地理が分からないけど、サーミ近辺に山超えて行けるくらいには北なんだろうな。神農はそれに踏み入って崩壊しちゃったのかな。

あとシュウが悪魔に対抗して自分の存在を消滅させたのに、また戻れたのは不思議だった。あれ説明ありましたっけ?あったらすみません……。でもなんで戻れたんだっけ……。

シュウが消えて人の記憶から消えたものの、ズオラウはしっかり覚えていたのは何故だろう。単に「優しい先生、お姉ちゃん」みたいな人からは消えるけど、歳の一部として認識してる人からは記憶が抜けないのかな。

まあジエが消えて、書や文字、それに関する記憶は人から消えても、同じ文字が人から生まれたねみたいな話もあったし、そういう不思議なものなのかもな……。

懐黍離は途中まてかなり好きだし、全体通しても好きよりではあるんですけど、後半「おい!唐突な場面変換多過ぎ!」ってなったので書きました。

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