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北岳好きによる北岳の話|#02 冬のアプローチについて

シーズン中は多くの人で賑わう北岳も、シーズン終盤、そしてそれ以降は一気に静けさを増します。

今回は、こんな人に向けたお話です。

・今シーズン初めて冬の北岳へ挑戦する人
・年末年始に挑戦する人
・ちょっと気になる人

冬の北岳について、書きたいこと、情報が多いので、まずはアプローチ編とさせていただきます。

▲二つのルート

シーズン終了後、このアプローチ問題は北岳登山においてなかなかのネックになると考えています。

冬季ルートは広河原からではなく、あるき沢橋池山吊尾根登山口がメインになります。積雪が増してくると広河原からのルートは雪崩の危険が増すため、基本的にNGです。

冬季登山口までのアプローチは主に二つ、夜叉神峠駐車場からと、奈良田からです。どちらも登山口まで3時間近く歩くことになります。

▲夜叉神峠駐車場から

鳳凰三山への登山口としてはもちろん、夜叉神峠のみでも利用される駐車場です。

夜叉神峠駐車場からの場合、まず夜叉神トンネルが関門です。シーズン中、バスで難なく抜けられるトンネルを、ひたすら真っ暗な中歩くのは精神的にきます。笑 はじめて冬の北岳へ行ったときは、夜叉神峠駐車場から、そして単独だったため、初っ端からメンタルやられました。笑 ※人によっては楽勝です

そして林道をしばらく歩き、対岸の林道奈良田線へ渡るために、鷲ノ住山登山口へ進みます。約400m、急斜面を一気に下ります。※積雪時は注意です。
そしてこの下り、下山時は登りになるのです。北岳から下山して林道へ出た後に、夜叉神峠駐車場へ戻るためには、鷲ノ住山を登り返す必要があるので、最後の最後まで気が抜けないということです。

急斜面を下ると、吊橋と発電所があります。橋を渡り、足場の悪い斜面を登ると林道に出ます。そしてしばらく歩くと、あるき沢橋登山口に到着します。

▲奈良田から

奈良田のバス停より先にある発電所を目指します。

奈良田からの場合、発電所の駐車場にスペースがありますが、基本的にNGです。週末は職員も利用しないので暗黙でOKと聞いたことがありますが、主に林道作業のダンプの待機場所とのことです。ゲート左側林道をさらに進むと3〜4台のスペースがありますので、できるだけそちらを利用し、満車時は奈良田湖まで戻りましょう。

ゲートを通過すると、ひたすら長い林道歩きになります。夜明けからダンプが林道作業のため、何台も通過します。特にトンネル内は幅も狭いので、ヘッデンで合図を送るなど、注意が必要です。また、トンネル内は凍結箇所もあり、真っ暗で気づきにくいので、転倒しないよう気をつけて歩きましょう。

本当にただひたすらあるき沢橋登山口までの林道歩きです。笑

▲どちらからアプローチするか

私の場合は奈良田からのアプローチが多いです。理由はただ歩けばいいだけだからです。笑 夜叉神峠からの場合、鷲ノ住山が余計な心配になってしまいます。せっかく北岳を終えて林道に出ても気が抜けず、悪路で急登の400m登り返しは本当に心身ともに苦しかったです。

夜叉神から入山した当時は、年末年始で登山者も多かったのですが、ほとんどが奈良田からで、話す度に「あの登り返しはありえない」「奈良田一択」と言われました。笑

それでもSNSでは夜叉神から入山する方も多くいるようで、どちらが良いとは一概に言えないのかもしれません。

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