9861 吉野家ホールディングス

1 企業の特徴

1.1 商品

出典:https://www.yoshinoya.com/

やはり吉野家といえば、牛丼だと思います。私は普段あまり食べにいきませんが。

1.2 牛丼業界の市場規模

業界動向 牛丼業界の現状や動向、ランキング(https://gyokai-search.com/3gyudon.html#:~:text=2021%2D2022%E5%B9%B4%EF%BC%89-,2021%E5%B9%B4%E3%81%AF%E5%9B%9E%E5%BE%A9%E5%82%BE%E5%90%91%20%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E5%89%8D%E3%81%AE%E6%B0%B4%E6%BA%96%E3%81%BE%E3%81%A7,%E4%B8%BC%E9%83%A8%E9%96%80%E3%81%AE%E5%A3%B2%E4%B8%8A%E9%AB%98%EF%BC%89%E3%80%82)によると、数パーセント緩やかに成長しています。コロナウイルスの影響で一時的には市場規模が下がっています。

2 タイミング

2017年9月21日から2022年9月21日のデータを使用しています。
予想配当金10円÷配当利回りで算出したグラフになります。
(配当金0円の年度は平均値で補完しています。)
標準偏差+1(下の緑線)の配当利回りは1.08%、株価924
標準偏差+2(下の赤線)の配当利回りは1.36%、株価736
9月21日の配当利回りは0.43%、株価2347で、緑線以上のところにあるため、売りだと思います。
しかし、今までの配当金は20円でしたので、その場合のグラフも一応算出します。

このグラフから見ると、緑線と緑線の間にあるため、売り買いするタイミングではなさそうです。どちらの場合でも買いではなさそうです。

3 期待収益率

2021年のBPS 743.9円でROEの3.1%と配当性向の71.91%で計算すると下の表になります。

初期投資の10年後の配当回収率は190.6÷現在株価2347.0=8.12%です。
配当の回収率を見てみれば、10年後には初期投資した投資額の10%も満たないため、期待できません。
10年後の将来配当利回りは18.085÷現在株価2347.0=0.77%です。
内部留保の割合が低いため、成長ができないため、将来配当利回りは低いままです。

現在のPERは43.65倍であるため、標準偏差+2の行を見てみましょう。
配当利回りは1.36%で、10年後のリターンは0.57倍で、期待収益率はー5.38%です。分析結果を見る限りでは、市場は吉野家を過大評価をしているのではないかと思います。個人的には、元本割れの可能性が高いため、たとえ優待目当てで投資をしようと思っても、やめるべきだと思います。


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