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いろんな人で書いてます https://twitter.com/dalocus123

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L'Arc〜en〜CielのLOVE FLIESは「融け合う意識」がテーマ 歌詞解釈・意味・考察

「LOVE FLIES」の概要 1999年リリースのシングル。作曲はken。kenらしいハードなリフと、気だるい雰囲気を伴って曲が進行していきます。Stone Temple PilotsやAlice In Ch…

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1年前
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mid90sのテーマは「自己解放」-レビューと考察

『mid90s』の概要と鑑賞ポイント『ウルフオブウォールストリート』や『21ジャンプストリート』などに出演し、一躍人気のコメディ俳優になったジョナ・ヒル。 私がジョナ・…

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2年前
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Cult Of Luna - The Raging River レビュー

Cult Of Luna - The Raging River ★★★★★ オススメトラック 1. "THREE BRIDGES" ☆ 2. "WHAT I LEAVE BEHIND" スウェーデンのポストメタルバンド、Cult Of Luna…

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3年前
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the quiet room - You レビュー

大丈夫だよ どうか 心の向く方へ 春になると、くわるーを聴きたくなる女の子って、多いんじゃないか。 あたしは、くわるーが好きだ。とくに、春に聴くくわるーが。 「…

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3年前
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鬼束ちひろ 『HYSTERIA』 レビュー

鬼束ちひろ 『HYSTERIA』 ★★★☆☆ オススメトラック 1. 「憂鬱な太陽 退屈な月」 3. 「焼ける川」☆ 4. 「Dawn of my faith」 『HYSTERIA』 概要 ”このアルバ…

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3年前
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Caspian - On Circles レビュー

Caspian - On Circles ★★★★★ オススメトラック 1. "Wildblood" 2. "Flowers of Light" 6. "Collapser" ”On Circles” 概要 アメリカはマサチューセッツ…

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3年前
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L'Arc〜en〜Cielの瞳の住人のテーマは「ジレンマ」 歌詞の意味・解釈・分析

「瞳の住人」概要 「瞳の住人」は2004年にリリースされた23作目のシングルです。 「READY STEADY GO」に続く、活動再開後2枚目のシングルで、前作のような疾走感溢れる曲…

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3年前
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Phoebe Bridgers - Kyoto レビュー

スローなバラードになる予定だったKyoto。レコーディングでスローな曲にうんざりしてしまったPhoebeが、無理やりこのテンポにしたそう。 Phoebeの優しい声に金管楽器とか…

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3年前
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L'Arc〜en〜CielのLOVE FLIESは「融け合う意識」がテーマ 歌詞解釈・意味・考察

L'Arc〜en〜CielのLOVE FLIESは「融け合う意識」がテーマ 歌詞解釈・意味・考察

「LOVE FLIES」の概要

1999年リリースのシングル。作曲はken。kenらしいハードなリフと、気だるい雰囲気を伴って曲が進行していきます。Stone Temple PilotsやAlice In Chains、Dinosaur Jr.みたいなオルタナ/グランジ感プンプンのリフ嫌いじゃない。

そんな気だるさもラストサビで大爆発。まさに「LOVE FLIES(愛が飛ぶ)」ように、全てが天

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mid90sのテーマは「自己解放」-レビューと考察

mid90sのテーマは「自己解放」-レビューと考察

『mid90s』の概要と鑑賞ポイント『ウルフオブウォールストリート』や『21ジャンプストリート』などに出演し、一躍人気のコメディ俳優になったジョナ・ヒル。
私がジョナ・ヒルを好むようになったのは、ガス・ヴァン・サント監督の『ドント・ウォーリー』を観てからである。
主演であるホアキン・フェニックスや、そのパートナー役を演じたルーニー・マーラを軽く凌駕するジョナ・ヒルの演技に目を奪われ、涙した。
「ジ

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Cult Of Luna - The Raging River レビュー

Cult Of Luna - The Raging River レビュー



Cult Of Luna - The Raging River ★★★★★

オススメトラック

1. "THREE BRIDGES" ☆

2. "WHAT I LEAVE BEHIND"

スウェーデンのポストメタルバンド、Cult Of Lunaの新作EPが2021年2月にリリースされました。

内容は相変わらずCult Of Lunaらしいアルバムで、重苦しくズシっとしたリフに、Joh

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the quiet room - You レビュー

the quiet room - You レビュー

大丈夫だよ どうか 心の向く方へ

春になると、くわるーを聴きたくなる女の子って、多いんじゃないか。

あたしは、くわるーが好きだ。とくに、春に聴くくわるーが。

「くわるー」の愛称で親しまれるthe quiet roomは、2021年にニューアルバム『You e.p.』をリリースした。

先行シングルとして一足に配信されたのが、タイトルトラックである「You」。

配信が開始された頃は、北陸では

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鬼束ちひろ 『HYSTERIA』 レビュー

鬼束ちひろ 『HYSTERIA』 レビュー



鬼束ちひろ 『HYSTERIA』 ★★★☆☆

オススメトラック

1. 「憂鬱な太陽 退屈な月」

3. 「焼ける川」☆

4. 「Dawn of my faith」

『HYSTERIA』 概要
”このアルバムはショッキングピンクだな”

2020年、鬼束ちひろはデビュー20周年を迎えた。そして11月25日、記念のアルバムとなる『HYSTERIA』がリリースされた。前作『シンドローム』から

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Caspian - On Circles レビュー

Caspian - On Circles レビュー



Caspian - On Circles ★★★★★

オススメトラック

1. "Wildblood"

2. "Flowers of Light"

6. "Collapser"



”On Circles” 概要
アメリカはマサチューセッツ州のポストロックバンド、Caspian。

そんなCaspianの5枚目のアルバムとなる"On Circles"が2020年1月に Triple

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L'Arc〜en〜Cielの瞳の住人のテーマは「ジレンマ」 歌詞の意味・解釈・分析

L'Arc〜en〜Cielの瞳の住人のテーマは「ジレンマ」 歌詞の意味・解釈・分析


「瞳の住人」概要
「瞳の住人」は2004年にリリースされた23作目のシングルです。

「READY STEADY GO」に続く、活動再開後2枚目のシングルで、前作のような疾走感溢れる曲風ではなく、しっとりとしたバラードになっています。

オーケストラなどのストリングスやピアノなど、ギター・ベース・ドラム以外の楽器がふんだんに使われており、荘厳な雰囲気を纏った曲です。

特に、2回目と最後のコー

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Phoebe Bridgers - Kyoto レビュー

Phoebe Bridgers - Kyoto レビュー

スローなバラードになる予定だったKyoto。レコーディングでスローな曲にうんざりしてしまったPhoebeが、無理やりこのテンポにしたそう。

Phoebeの優しい声に金管楽器とか、シンセサイザーが絡み合って心地の良い。すべての楽器の音量が抑えられていて、Phoebeの声が一番に聞こえるようにミックスされてる。耳へ触る強さがちょうどいいっていうか、耳へ届くスピードがちょうどいいっていうか。

とにか

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