【事例付き】SaaSにおけるマーケティング手法まとめ
みなさんこんにちは。
はっしー(@hashimoto_pres)です。
前回、「noteでどういう記事書いてほしいか要望はありますか?」とツイートしたところ、Kengo Iwataさんにマーケティングの戦略や考え方を知りたいというリクエストをいただきましたので、今回は、「SaaS × マーケティング」をキーワードに執筆したいと思います!
とはいうものの、マーケティング戦略は他社の人間からだと果たしてその施策は戦術なのか戦略なのかもわからない上、意図も推測することしか出来ないため、今回はSaaS企業のマーケティングの施策で参考にしたいものを事例付きでご紹介いたします。
その前に、マーケティングを語る上で欠かせないのがこのマーケティングファネル。
(引用元:ファネルとカスタマージャーニーマップを使ってユーザーとのタッチポイントを意識したマーケティングプランを作ろう|ferret)
SaaSに限らず、どのようなサービスであっても、認知してもらえないことには興味や関心を持ってもらうことは出来ないですし、購入されることはありません。(だからマーケティングする必要があるってことなんですけどねw)
マーケティング部門において重要なことは、「適切な顧客」に対して「適切なチャネル(経路)」を通して「できる限り効率良く(費用をかけずに)」集客をすることだと思います。
今回は各SaaS企業が趣向を凝らして行なっているであろうマーケティングの手法を事例付きで5つに厳選してご紹介したいと思います!
それではスタート!
1.テレビCM
つい最近で言うと、SalesforceさんがテレビCMを開始していましたね。
テレビ離れが進んでいるという話を聞くことが多いかと思いますが、2017年の広告費の内訳で媒体別広告費のNo.1は依然としてテレビ(特に地上波)となっています。
LISKULさんの記事によると、テレビCMの放映費や制作費を合算すると約150万かかるとのことです。
2.タクシー広告
JapanTaxiの助手席の後ろに設定されているタブレットでは、乗車中に動画広告が配信されます。
なんと、この動画広告、テレビCMのように決められた順番で広告映像が流れる訳ではなく、乗る人や走行している場所に応じて配信する広告が異なるとのことです。
僕はb-dashやSmartHRのタクシー広告を良く見かけますw
3.Facebook広告
Facebookは、ビジネスマン・ビジネスウーマンが活用することが多いため、比較的ビジネス広告とFacebookユーザーとの相性が良いとされています。
ferret Oneでは、Facebook広告を活用することでCPAの改善、CVRの大幅な上昇、CTRの増加などでビジネスの成長に大きく寄与しているとのことです。
4.リスティング広告
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索したユーザーの検索画面の上部に表示される広告です。
「マーケティングツール」というキーワードで検索をするとMarketoやKARTEが表示されますね。
このリスティング広告ですが、広告ランクによって掲載順位が変動します。
広告ランク=品質スコア × 上限クリック単価
で計算されます。
なので、お金をかければ上位表示できるかというと、一概にはそうではないということです。
5.オウンドメディア
まだサービスのことは良く知らないけれども、その業界の情報を知りたいという方向けに、オウンドメディアでお役立ち記事を読んでいただき、興味を持ってくださった方に資料をダウンロードしてもらうという方法もあります。
Webマーケティングに強くなるメディアのferretは、メディアの役割を果たしつつ、ferret Oneという同じ会社が提供するSaaSのサービスへの送客・資料請求をしてもらう役割も果たしています。
今回は、SaaSのサービスを運営する会社のマーケティング手法を厳選して5つご紹介いたしました。
繰り返しになりますが、マーケティングにおいて重要なことは、「適切な顧客」に「適切なチャネル(流入経路)」を通して「効率的に(コストを低くして)」集客をすることだと思います。
そのため、Salesforceさんのエコシステムを構築してくれる開発者向けに全ての機能評価ができるものを提供することもマーケティングの戦略・手法の1つですね。
また、1番重要なことは栗原 康太さんがおっしゃるように、ノウハウではなく、「実行」することです。
ぜひ、戦略を立てたあとは、実行をしてみてそこから効果検証を行い、自社に合ったマーケティングのやり方を見つけてみてはいかがでしょうか。
今回は、手法のご紹介になるので抽象度が高くなってしまったのですが、いつか1社に焦点を当てて、マーケティング戦略を考察してみたなどやってみたいと思います!!
私のプロフィール等は、以下Twitterのアカウントよりご覧ください。
今後も、SaaS関連の情報も発信していきますのでフォローしていただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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