巡り合いと、それをどう自分が受け入れられるか

高校生の頃、野球部の監督さんが一度変わった。
その時、どちらがいいかという二択をしなければいけない機会があった。
僕はどちらでもよかった。
やるのは自分だからだ。

トレーナーとして母校に15年関わった。
３人の監督さんのもとで働かせてもらった。
周りは、どの監督さんがいいとか、どの監督さんでは勝てないとか言う。そういう話を聞く度に寂しさで胸が痛くなり、次第に怒りへと変わっていった。

どの監督さんも、皆それぞれの視点で部員を見、関わっている。
誰も、部員を蔑ろにした関わり方なんてしてない。
それを勝ち負けや、見た目の活気とかで判断するのは、残念な気持ちで一杯になる。

学生の頃から変わらないけれど、どの監督さんのもとご一緒させていただけるかは、ご縁であり廻り合い。
僕がどうその監督さんの意図を感じ、解釈し、自分の物にするかだ。
十人十色。だから面白い。
十人十色の経験かできるから、経験値が上がるんだと思う。

僕はそういうのが好きだ。

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