2019年振り返り
あけましておめでとうございます、2020年になりました。
毎年、年の瀬に1年の振り返りや来年の目標をFacebookに書いているのですが、今年はnoteに書いていこうと思います。
(目標の過程や理由をしっかり書いたら、もはやプロフィール記事のようになってしまいました。)
まず初めに、毎年、年の始まりに今年1年をどんな年にするのか、漢字1文字で示すようにしているのでその振り返りからしていきます。
2019年に置いた指標
この1年は「変」という漢字を目標に置いていました。
2019年は色々なことに対して、自分にとって大事なものを見極めて、焦点を絞って取り組む、なあなあにせずにきちんと考えて選択していく、ということを大事にしていました。
昨年末の投稿 ↓↓
その中で、2019年は大きく6つの目標を引いていたので、それについて振り返っていこうと思います。
1. 自分のはたらくについて考えること
2. 引越しをすること
3. 新しいコミュニティに飛び込むこと
4. 趣味を見つけること
5. 何かしら運動をすること
6. ペーパードライバーを卒業すること
結論から言うと、半分クリア、半分失敗です。勝率50%程度となっています。
1. 自分のはたらくについて考えること
これが2019年で一番大きかった内容だと思います。
今まで新卒から働いていた前職のSIerを離れ、7月にSTORES.jp というサービスを作っている企業に転職しました。
STORES.jpがどんなものか、どんな会社なのかについては、以前記事で触れたのでこちらを見て頂けると幸いです。
元々、転職するかどうかについてはあまり確定してませんでした。新卒入社時に、「3年くらい働いてきちんと自走できる土台を作った段階で、将来何をしたいのか、自分のドメインをどこに置きたいのか決めよう」と考えるつもりだったので、「今のままでいいんだっけ?」「自分が挑みたいものってなんだろうかね?」みたいな模索から始まりました。
結果として、以前の職場も非常に好きで、大変よくして頂いていたのですが、居心地のいい場所を飛び出して、自分の頑張りたい分野でもっと事業そのものに対して尽力したい、と思い今回の転職に至りました。
なんでSTORESなのか、という点は色々とあるのですが、STORESが大事にしている自分の活動を本業にしたいスモールチームに、テクノロジーを通じてこだわれる範囲を広げていく(リンクより引用)という点やサービスへのこだわり、文化としての人の良さが一番大きかった気がしてます。
後半に記載しますが、私個人が元々NPOや個人で何かしらの活動をされている方との関わりの方が多く、比較的規模の大きな法人に向けたものというより、事業をこれから展開していきたい方、小規模だけれど強いエネルギーを持って活動を行われている方などのご支援ができるようなことに自分の力を注ぎたかったこともあり、STORESさんのサービスやビジョンに惹かれたところがあります。
現在フロントエンドエンジニアとしてお仕事をさせて頂いています。バリューをどこまで出せているのかと言われると、当然まだまだな部分も山ほど、2020年はもっとスキルの積み立て、貢献の積み立てをしていくつもりです。
2. 引越しをすること
5月に引っ越しました。今までは、通っていた大学院の近くにそのまま4年ほど住み続けていたのですが、1K 5.5畳(築40年 洗面台なし) に居続けるのもどうなの?と思っていたこともあり(とても安かったんですが)、将来も踏まえ、いま4年ほどお付き合いしている彼女との同棲をすることになりました。
結構広く(1LDK 11畳&6畳 築3年 独立洗面台, オートロック付き)なり、立地も新宿まで15分くらいで運よく安価な場所を見つけたので、当面はここにいることになりそうです。
あんまり強硬な家は苦手なのですが、やっぱお家って大事ですね。
冬にドアの隙間から来る極寒の冷風に、足をガクブルさせながらキッチンに立つ必要もないですし、春に蚊柱?あの小さな小虫が干した洗濯物に張り付き、家の中に不法侵入してくることも、鍵のないポストに重要な書類が来てしまわないか不安で眠れない夜を過ごすこともありません。
幸せはホームから始まります。みなさん素敵なマイホームをお探し下さい。
3. 新しいコミュニティに飛び込むこと
昨年まで、YOUTH TECH というコミュニティを知り合いと一緒に運営していたのですが、最近あまり活動できていないことや上述の自分のドメインを考えることにも関係し、もう一つ以上新しいコミュニティや活動に参画したいなと考えていました。
私は学生時代、NPO法人good! というワークキャンプというボランティアをしている団体でインターンのようなことをしていた(今はHP関係やG Suite周りでたまにお手伝いしてます)のですが、その関係や大学の繋がりなどで色々なボランティア活動やNPO団体、社団法人さんと関わる機会がありました。
こういった活動があり、若者支援、地域活性、教育といった分野への関心は高かったのですが、自分が現場向きのタイプでもなく、社会に出る際に、「いつかなにかしらこの分野に協力できたらなぁ」となんとなく思っていました。
その結果、今ある武器を考えると、直接現場でコミットしていくより、人と人を繋ぐ橋渡しだったり、IT分野など裏方支援として関わっていくことにしました。
上記のYOUTH TECHもそれが参画した理由に近いのですが、2019年は他にもいくつか色々挑戦してみました。
特に今現在は、Code For JapanさんのSTO創出プロジェクトというものにプロボノとして携わらせて頂いています。
NPOさんと技術者さんが親身に並走して関わっていけるコミュニティを作ることを大事にしています。
まだ入りたての新米なのでまずは現状をしっかり学ぶことが大切ですが、自分もNPOに関わっていた頃、もっと社会人が協力できる分野やNPOの方々が本業にしっかり取り組むために削ることができる工程って色々あるなぁと思っていたため、コミュニティ形成というものをもっと理解して尽力できたらと思っています。
4. 趣味を見つけること
50%達成くらいです。
色々やることは好きなので、今年も水泳、ボルダリング、ランニング、ウッドバーニング、色々やりましたが継続せずでした。
一方、今年の大きな変化としては、本を読むようになったかなと思います。
最近読んだものだと、この辺りです。
過去のソフトウェアの売り方から現在の売り方、サブスクリプションモデルへの推移についてなど、歴史的経緯にも触れて書いてあるのがよかったです。カスタマーサクセスもソフトウェアファーストもエンジニアというよりは経営施策の意思決定などに関連してくる分野なので、より意思決定に近い方が読む書物なのかもしれないですが、施策の土台となる考え方や時代の流れなどはきちんと追っておかないといけないなと感じました。
鬼速PDCAは、同じチームの方がデスクに置いていて、タイトルが気になったため、自分でも買ってしまいました。PDCAの土台には目標設定、As is To Beの考え方があると思っていて、こういう目標設定/PDCAサイクルは会社としての目標設定面談などとは別に、個人の日常においても何かしら目標設定をしてPDCAサイクルを回すことで色々な活動が捗るんじゃないかなと考えています。
個人向けの目標設定サービスみたいなものを作れたらなと思ってるんですが、もう少し時間がかかりそうです(春くらいには作って、自分で使いたい)。
趣味というか分かりませんが、言葉を書くのは相変わらず好きです。言葉の言い回しや表現は好きなので、こういうアウトプットは増やして行けたらなと思っています。今まではFacebookで近況報告に近い感じだったのですが、noteはもう少し事象やその背景に重みを置いて、読んでて面白い文章を書けるように努力していきたいお気持ちです。
技術面の発信について
2019年はあまりLTやQiitaへの投稿をできてないです。色々ライフイベントがバタバタしていたのもありますが、今年はもう少し発信を増やしたいと思っています。
OSS
2, 3個小さいツールやサンプルアプリを作りました。春にAtomsDash というスペースキーでただジャンプしていくだけ、というchromeがオフライン時のアレまがいのネタゲームを作ったのですが、割とお気に入りです(スマホ非対応なのが残念なのでそのうち強化します)。
5. 何かしら運動をすること
上記記載しましたが、完全敗北でした。運動色々やりつつも、継続が上手くいかず。2020年の割と大きな課題だと思っています。
少し本筋から逸れますが、私は腹筋には非常に自信があります。
中学3年の頃、陸上部で足を怪我した際、「腹筋をやりなさい。腹筋があるやつはそれだけで速いんだ。」とコーチに言われ、3ヶ月ほど1日1000回の腹筋を行っていました。
その結果、腹筋に限り8割れの領域に達し、中高生によくある、「デュクシ!」と相手をチョップみたいなので突き合うじゃれあいみたいな中二病の遊びがあるじゃないですか?
あれをしてきた相手を腹筋で突き指させてしまったことがあります。鋼の肉体を手に入れていました。
年末で帰省中に大掃除していた際、高校2年の体力テストの結果を見つけました。
1番上が握力、2番目が腹筋、1番下がボール投げです。
いかがでしょうか?
腹筋にステータスを全振りした結果、腹筋で学年一位を取り、「君の腹筋に脱帽」という言葉がある一方、他の全てを捨ててしまった結果、握力と投力の能力値が皆無となり、「握る力は何かを持つところから」「投力は握力と上半身の筋肉です」と当たり前の教えを伝えられる次第となっていました。
また、成長期に腹筋にエネルギーを全振りするとはどういうことになるでしょうか?
成長期の筋トレのしすぎは、一番身長が伸びる時期にその発展を止めてしまう可能性があります。
そう、私は鋼の肉体を手にする一方、最弱の腕力と背丈という未来の希望を捨ててしまいました。まぁ楽しかったのでこれはこれでいいんですが、ふと思い返せばあれはHUNTER×HUNTERのゴンさんを彷彿とさせる経験でした。
今現在、運動不足の最大の問題は、大きく2つです。
1. 全てを注いだ腹筋が徐々に消失しつつあること
2. 握力と肩力がもはや人間の力を失いつつあること
このまま歳を重ねた未来が怖くなってきたので、2020年は腹筋をある程度現状維持すること、人として最低限の握力と肩力を維持すること、この2つは達成しようと思います。
6. ペーパードライバーを卒業すること
最後、ペーパードライバーを卒業すること。未達です。1回も乗ってません。
もう最後に乗ってから幾年月が過ぎました。7年くらい乗っていない気がします。ペーパーはペーパーでも、ティッシュ紙1枚を2枚に分離したあの片方、もしくは四国の「典具帖紙」の領域に掛かろうとしています。
2020年は少しずつ時間見つけて運転練習し、車で東京から出られるくらいの状態には持っていきたいですね。
まとめ/2020年について
ほとんどプライベートな内容で、もはや2019年の振り返りというより自己紹介文のようになってしまいました。
最近こんなことやってます、こんなこと興味あります、みたいなことが知ってもらえたら嬉しいです。
毎年漢字一文字を掲げていますが、2020年は「積」です。
2018年はとにかくいろんなことに挑戦し、2019年はその中でも自分の未来を考え、何をするのか決断をしてきました。
2020年はやることに大きな変化はあまりないと思っています。昨年決めた道ややっていきたいことに対して、まだまだ経験も力も足りていないことがたくさんあるので、しっかりと積み立てを行い、お世話になっている組織や人々に対して一層コミットできるよう尽力したいと思います。
昨年お世話になった方々、誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
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