これからマーケテイングを武器にしたい人におススメの本①
「マーケティングを学びたいのですが、どうやったら良いですか?」
「マーケティングを仕事で使うには、何から始めれば良いですか?」
という質問をたまに受けます。若い人からそういう質問が来ることが多いですが、たまに年配者からの質問もあります。
年配者からの質問の理由は、自社の若いスタッフにマーケティングを武器にしてもらいたいからという理由が多いです。
ところで、マーケティングという言葉の意味が色々捉えられていて、Aさんが言っている「マーケティング」と、Bさんが言っている「マーケティング」が同じじゃない時が多々あります。
そもそもマーケティングって何でしょう???
実際に偉い人たちはマーケティングを説明する言葉を色々残していますが、極論としては…
「スルリとモノゴトが進むように仕組むこと」
だと僕は考えています。
工場のラインのように、止まることなく、最初はただの材料だったものが、ラインを流れていった先で「商品」になっているようなことです。
マーケティングの入口はどこだ?
大抵の方はこれで悩んでいるのではないかと思うのですが、とにかく入口が見つからないみたいです。
「英語を武器にするぞ!」と思ったら、英会話教室に通ってビジネス英語を学んで、TOEICなどを受験して点数を獲得すれば、外資系の会社に入って仕事ができます。
でも、マーケティングを習えるところって、意外と無いんです。あったとしても宣伝会議(※調ご存じない方は調べてみてください)のようなところで専門コースでしょうか。
英会話のように誰でも知っている言葉として出てきたり、CMで流れていた李、身近にあるものではないんですよね。
だから、「マーケティングの入口ってどこやねん!」と思うはずなんです。
マーケティングの入口としての本
なかなか入口が見つからないマーケティングですが、主な入口はこの2つ。
・今の仕事(もしくは学校の授業)
・本
今、仕事をしている人なら仕事でマーケティングを実践することができます。何がマーケティングかを見つけ出すこともできるでしょう。「売上を上げるために何をするか」「どうやってお客様を呼び込むか」などなど、それらはマーケティングです。
学生であれば、授業で勉強することもできるでしょう。
とはいえ、仕事内容によってはなかなか取り組めない場合もあると思いますし、何も知らずにいきなりは動けない、出来ないこともあるので、そういう時のために「本」があります。
本であれば読むことで学べますし、お金も少なくて済みます。自分のペースで読めます。
けど、何を読めば良いのか分からない。いっぱいあって分からない。
そういうお気持ちの方も多いと思うので、ここでは「マーケティングの入口本」をご紹介しようと思います。
マーケティングの入口本①
いきなりご紹介ですが、『これいったいどうやったら売れるんですか?』という本です。
◆『これいったいどうやったら売れるんですか?』
◆SB新書
これをおススメする理由ですが…
・基礎中の基礎の話が書かれている
・身近な事例をいっぱい掲載していて分かりやすい(イメージしやすい)
・色々な会社の「売るためのアイデア」や「知恵」が面白く分かる
・「マーケティングってこういうことかも」というのが分かる
この本は、僕も会社に居た若い人たちによく勧めていました。
こんな感想が来ました。
・マーケティングって面白いですね
・マーケティングって身近ですね
・すごく基本的なことから改めて考え直すきっかけができました
・もっと仕事の中でよく観察していかないとなと思いました
でした。
はい、そうです。この本を読むと、「あ、自分の仕事で目にしている状況をもっと注意深く見ないと!」と思ったりする本です。
例えば、「お客様」って一言で言いますが、自分の仕事の中ではお客様は一人ではないですよね。色んな人や企業がいますよね。言葉にすれば一言ですが、実際は一人一人のお客様は深い情報を持っています。
「お客様は神様だ」という言葉を聞いたことがありますが、お客様の言いなりになっていれば商品が売れるかいうと違います。さっきも書きましたが「お客様」には色んなお客様がいらっしゃるので、全部を聞いていたらダメになってしまいます。
「クルマ屋さんはクルマを売る」と100人中100人が思うでしょうが、実はクルマ屋さんなのにクルマを出さないショールームだってあるのです。
この本は、「特に大した確信も無いけど、何となく聞いたことあることをボーっと信じている自分」をぶっ壊してくれて、「なるほど~」とワクワクさせてくれる本です。
マーケティングはスルリとモノゴトが進むようにすることなので、つまり「スルリと買ってもらえるようにすること」です。
だから、人の心、特に知らず知らずのうちに、無意識のうちにやってしまっている惰性なんかも相手にします。
なので、自分ごととして「あぁ、確かにそうだわ!」と思えるところが多く、マーケティングを身近に感じ面白さを感じられる本です。
なので、良かったら読んでみてください。
あ、ちなみに僕はアフィリエイターではありません。これで本が売れても僕は1円もいただけません。利害関係無し!
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