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私はテニスプレーヤーを7年、テニスコーチを20年、パデルプレーヤー兼コーチを5年してきました。
テニスコーチとしては、全国レディース県代表選手・関東八都県テニス大会出場選手等を指導し、ジュニアでは全日本ジュニア・インターハイ・全中・全小・全国選抜出場選手等を輩出してきましたが、テニスプレーヤーとしてはこれといった成績を残すことはできませんでした。

テニスプレーヤーとして全日本の舞台に立つことを諦めてからは、テニスの勉強に励みました。
今思えばですが、この時から続いているテニスに対する知的好奇心が今の私を形作っているのだと感じています。

その後39歳でパデルに転向し、全日本パデル選手権で二連覇(17年・18年)、パデル日本代表として世界選手権に出場、その後アジアチャンピオンとなり、去年クラウドファンディングを利用して43歳で世界に挑戦しました。

スティーブ・ジョブズは、「未来に向かって(人生の)点と点をつなげていくことは出来ない。出来るのは、振り返ってつなげることだけ。だから僕らは信じるしかない。今していることが、いつか何らかの形でつながっていくんだと」と言っていますが、まさにこれだなと感じています。
点と点を繋げたらこんな“線”になるとは、20代の頃は夢にも思っていませんでしたから。

さて私は普段はパデルコーチとして一般の方から全日本出場レベルの選手まで幅広く指導しております。
また今年からはパデルコーチの研修や育成に携わっていたり、(コロナの終息次第ですが)11月にカタールで行われる世界選手権にも男子代表のコーチとして帯同したりと、コーチライフを満喫しています。

これは完全に手前味噌になりますが、この年齢で日本人初となるパデルのプロツアーに挑戦出来たのは、今まで蓄えてきた知識や経験のおかげだと確信しています。(周りの方々のサポートもなければ実現していないことは言うまでもありません)
突出した身体能力があるわけでもなく、また小さい頃から注目されるような才能の持ち主でもなかった私が、40代で世界に挑戦出来た。
これは「後天的に能力を高める」ことが出来る何よりの証拠だと思っています。

このように他の選手やコーチより少しだけ違った経験をしてきた私だからこそ、皆さん一人一人に何かしら価値のある知識や情報、アドバイスを差し上げられるのではないかと密かに思っています。(♯出てる出てる)

このnoteの中の記事を通して何かを感じてもらえたら、それは望外の喜びです。
私のnoteに辿り着いたこともあなたにとって一つの“点”となります。
この点をここで終わらせることなく、是非感じたことをコートでトライして、あなただけの“線”を描いてください。
Ánimo tu puedes!

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自己紹介

日本にパデルを広めるため、日本のパデルを強くするために使わせていただきます。ありがとうございます。感謝の気持ちを表すのは高倉健より苦手です。