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双極性障害との日々(10)

過去の自分を責めない。

自分が双極性障害だと分かってから、どうしても過去の後悔ばかりしてしまいます。前にも書きましたが、あの時こうすれば良かったとか、絵を描かずに普通の仕事をしていれば良かったとか、後悔したらキリがないです。

それに僕は他にも色々と困難を抱えていたので、余計変な人生になってしまいました。宗教二世であることも、僕の人生がおかしくなってしまった大きな原因の一つです。

僕は昔から純粋なところがあり、物事を真っ直ぐに信じすぎてしまうところがあります。そのせいもあって、当時やっていた宗教を信じていれば極端に状況は良くなると信じ切っていました。

残念なことにそうはならずに、信じていたことが水の泡となり宗教を信じることもやめました。更に自分に障害があることが分かったり、相変わらず仕事も続かなかったり本当に大変なことになってしまいました。

ただ過去のその時その時の自分はそれが正しいと思って判断、行動していたのでその自分を否定してしまうと、健気に生きていた過去の自分を全否定することになってしまいます。

確かに今考えるとおかしな判断はしていたけど、その時の自分はベストを尽くしていたのです。ましてや障害の症状だったことも今では分かりました。本当に仕方なかったのです。だからなるべく過去の自分を責めないように今はしています。

辛いことですが、双極性障害になってそんなこととも向き合わないといけません。過去の自分は十分頑張ってた。

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