賞レースの壁
いよいよ、賞レースの時期がやってきて
「一回戦ダメでした」や「一回戦通りました」などのツイートをみるようになった。
よくDMで「キングオブコントの一回戦どうすれば通るんですか?」と聞かれるけど知らんがな。
まぁ、優しさの塊だから一応わかってることは伝えるけどね。
自己責任で納得したところだけ受け取ってほしい。上辺の部分はここに書いておきます。
深い部分は伝えようとしても無理。だって俺文章書くの苦手だし嫌いだもーん。カフェとか居酒屋に連れていって勝手に聞いてください。
さてキングオブコント一回戦についてだけど。
正直、厳しい事を言うと無名の人が一回戦通るのは鬼難しい。なぜなら審査員やお客さんから期待されてないからだ。
よく「運が良ければ受かってたよ」などの気休めの言葉を聞くが騙されてはいけない。
無名は運に左右されるようなネタを持っていった時点で負ける。大体そういうネタは2回戦で落ちる。いまは準々だっけ?まっいっか。
ボチボチのウケで受かるのは有名どころだけ。
※(たまにえ?マジ?このコンビが受かるの!?ってコンビもいるけど)
要はそんなところは狙ってはいけない。
日によっては玄人ばかりのお客さんだったり、かと思えばわかりやすい事で笑うお客さんだったりするんだから運の要素もあるでしょ!と思う人もいるが。
厳しいことを言うが、それは違う。
無名は、お客さんが「玄人ばかり」であろうが、「わかりやすい事で笑うお客さんばかり」であろうがその日どちらも同じだけ爆笑させれるネタを持っていかないと通らない。
出順やお客さんに左右されるネタを持っていってしまったら、もうそれはほぼ負けなのだ。
有名組が出てもそれを越えれるほどの、その日のイチウケを確約されてるネタを作る気持ちで一年通して頑張ってほしい。
一年通しての戦い。決して甘くはない。
時間の使い方を誤ると勝てない。
時間を有効に使うためには
そこそこの設定はすぐ見切りをつける早さ。が大事でコレを理解することだ。
良いネタ=中身のボケができるのが早い。
つまりボケが出にくい時点で設定が悪い。
少々中身が甘々でも設定が良ければかなりウケる。これを理解できたなら、ネタ作りのサイクルを早くして設定を試すことに重きを置ける。
藤子作品から言葉を借りると
「心血注いでも駄作は駄作、鼻歌混じりで描いても傑作は傑作」なのだ。
最後に僕が知名度もなく一回戦を受かったのは2011年のアストロNエースの時だけだ。※準決勝いったときのネタ
良いネタはどの順番でもどんなお客さんでもウケるよ。俺は実体験したからね。
だから「運が悪かった」は逃げであることを知っている。
その言葉に逃げなかった人だけが掴める何かがきっとあると思うから、安易に逃げないでほしい。
さぁ、俺の屍を超えていけ。
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