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第5回ホームラン教室



9月18日に開催した、第5回ホームラン教室は、私たちの大事な活動として続けてきた野球教室の一つです。

子供たちの物語

数えると、もう第5回目となります。
この教室を通して、私たちが目の当たりにしてきた子供たちの成長や変化、そしてそれを取り巻く家族の喜びや努力は、文字にして語り尽くすことはできません。
しかし、第5回目のこの日、特に心に残るエピソードがいくつかありましたので、それを中心に今回のホームラン教室の模様をお伝えしたいと思います。

まず、私たちの教室に足を運んだ小4の男の子の話。

彼は、初めての参加でしたが、その一歩一歩が私たちスタッフの心を打つものでした。
野球に真剣に取り組む彼の姿は、その背中一つで彼の背景や家庭環境を感じさせました。
一つ一つの動き、そしてスイングの姿勢からは、非常に真面目で、そしてどこかで迷いを持っているような印象を受けました。
彼の背景を知るために、彼のお母さんに話を聞いてみると、彼は最近、野球から少し距離を置いていたとのことでした。
しかし、お母さんは息子が再び野球の楽しさを感じるきっかけとして、この教室に参加してくれました、そんな彼の姿に感銘を受けたのは私だけでなく、他のスタッフや参加者たちも同じでした。
結果僅かな時間でしたが、野球がバッティングが楽しかったと言ってくれたことが本当に嬉しく、野球へまた心が少しでも傾いてくれたなら何よりです、また次回もお待ちしています。

また、午後から参加の年長くん!
これがまたほんとに可愛くて何しろ、人見知りが強い!!!
彼は、私たちの声掛けやにも、初めはほとんど反応を見せず、殻にこもったように丸まって顔も見せてくれませんでした!
しかし、丁寧なご両親の声掛げで、時間が経つにつれ、彼の中にある野球への情熱や興味が、少しずつ表れ始めました。
そして、教室の最後には、彼も他の子供たちと同じように、笑顔で野球を楽しむ姿を見せてくれました。

これらのエピソードは、第5回目のホームラン教室を象徴するものでした。しかし、それだけではありません。この日の教室には、他にも多くの子供たちが参加し、彼ら一人一人がそれぞれのストーリーや背景を持っています。私たちスタッフとしては、それらのストーリーを知ることが、私たちの指導のモチベーションとなります。

教室を終えて、私たちは再び子供たちやその家族たちの笑顔や喜び、そして感動を共有することができました。私たちは、これからもホームラン教室を続けていきたいと強く感じました。そして、次回の教室も、新たなエピソードや感動が待っていることでしょう。私たちは、それを楽しみにしています。

私たちが始めたこのホームラン教室の初めの頃と比べ指導の内容の深さ、参加者の皆さんの満足度はリピーター率が結果ではないかと考えています。
初回は僅かな数の子供たちとその家族だけでの開催でしたが、口コミや地域のサポートもあり、今や多くの子供たちがこの場所を楽しみにしています。

子供たちにとって、野球、ホームランは単なるスポーツ以上のものです。
それは彼らの人生の中での大切な経験や、友情、そして挫折や成功を乗り越える力を培う場所ともなっています。
私たちスタッフにとっては、それぞれの子供たちが抱えるストーリーや背景を知ることで、より深く彼らとの関わりを持ち、彼らの成長をサポートする手助けをすることができます。

やはりホームランは最高

私が特に心に留めているのは、子供たちがこの教室を通じて得る経験や知識だけでなく、彼らが他の参加者やスタッフとの交流を通じて学ぶことです。
チームワーク、協力、相手を尊重すること、そして何よりも自分を信じる力。これらは野球だけでなく、彼らの人生全体を通じて役立つ価値観や考え方です。

私たちは、ホームラン教室を続ける中で、これらの価値を子供たちに伝えることの重要性を常に意識しています。そして、次回の教室でも、新たな出会いや学び、そして感動を共有できることを期待しています。

最後に、私たちがこれまで続けてきたホームラン教室をサポートしてくれる地域の皆様や、参加してくれる子供たちとその家族に心からの感謝を伝えたいと思います。
皆様の温かい支援やエールが、私たちの活動の原動力となっています。

これからも、子供たちの笑顔や成長を見守りながら、ホームラン教室を続けていきます。そして、私たちは確信しています。この教室が、子供たちにとっての特別な場所であり続けることを。

~続く~

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