カラオケのバイトで一番やっちゃいけないことをしてしまった話。

前回のnoteで、超高層ホテルの最上階にあるレストランでアルバイトしていた時、レストランのスプーンとフォークを３００本ほどサビさしたブログを書きましたが、今回はカラオケ屋でバイトしていた時のことを書きたいと思います。

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レストランのアルバイトをやめました。

理由は当初の目的であった、『上京したら超高級なところでアルバイトをする』という目的が達成されたからです。

そんなわけない。

できればずっとやりたかったです。

本当の理由は1年経っても皿洗いから脱出できなかったからです。たまにホールをやらせて貰いましたが、僕が１番輝くポジションは皿洗いでした。

辞めやすいようにシフトに入る回数を減らしながら、次のアルバイト探しをしました。
僕はバイトを探す時は毎回、テーマを決めます。高級なところはもういいから次は治安が悪いところで働きたい気持ちになってました。

よしっ。歌舞伎町だ。

単純な僕はすぐに求人情報サイトでキーワードに『歌舞伎町』だけ入力し検索しました。そして、某カラオケ屋の面接にすぐ通離ました。どこも人は足りてないみたいです。

やはり歌舞伎町のカラオケ屋。ホテルのレストランとは大違い。作業内容は単純でとても簡単。天職です。ここではシルバーをサビさす事もない。一ヶ月くらいで仕事にも慣れ、僕はどこのポジションもできるようになっていました

事件の日は急に来ます。

時間は23時、カラオケのゴールデンタイムだ。いつも通りの営業、僕はドリンカーにいました。店長から、インカムで音声が入りました。

店長『２０１号室に大学生の団体、20名入ります』

僕『了解です』

カラオケのアルバイト界では、フリータイム➕大学生の団体＝最悪です。続いて怒涛のアルコール注文が入りました。生ビール１０杯、カシスオレンジ5杯、烏龍茶5杯。烏龍茶を頼んだ5人に２０１号室の治安はかかっています。

10杯のドリンクを奇跡的なバランス感覚で運んでいた時、衝撃的な光景を目にします。201号室の机と椅子が全て外に出されていたのです。20人にしては少し狭い部屋だったから大学生が全て出したのでしょう。まだ、アルコール類は一杯も届けていない。先ほどの公式を証明した瞬間でした。

部屋の中に入ると、ダンスパーティーが開催されていました。そんなものには参加した事ないが多分こんな感じでしょう。冷静な僕はテーブルと椅子を排除した２０１号室はこんなに広くなるんだと感心しました。ダンス中の人に当られないように細心の注意を払いながらドリンクの置ける場所を探していた時、大学生の背中がぶつかり、、

ガシャアアアアン！！

全部溢しました。

なおかつ溢した場所はフェスのクロークだったらしい。数十個のカバンがカシス色に染まりました。

僕（終わった。。。終わった。。。）

頭の中で この先に待ち受ける地獄が一瞬でよぎった。大学生の激怒、店長の激怒、童貞の土下座。。。

しかし、違和感を感じます。

誰一人として、踊るのを辞めません。

奇跡が起きました。

誰も気付いていない。

こんな事あるのか。僕は、メタルギアソリッドのスネークばりの隠密行動で部屋を出ることに成功しました。心臓の鼓動が治らなず、説明できない高揚感に包まれました。

セーフティゾーンのドリンカーのポジションまで戻ってきた僕は、早くこの奇跡を誰かに話したくて、友達にLINEを送りました。

僕『バイト中、ピッチャーぶっ溢した！笑笑　誰にも気づかれず戻ってきた！まじ奇跡！！！笑笑』

そしたら、数秒で返信が入りました。
どんなリアクションか楽しみに開いたら、

○○『お前なに言ってんの？』

店長からでした。そのあとも、続々とウチのカラオケの系列店の社員からLINEが届きます。

事件は起こったのです。

僕は間違えて、新宿区のカラオケ店の全体ラインに送ってしまったのです。

僕は返信しませんでした。

だって、数メートル先に店長いるんだもん。
ごまかしはきかない。僕は、土下座しました。
そして大学生に謝罪し大激怒され、結局、僕の頭を過った地獄は現実にりました。イレギュラーにより、想像の順番とは逆になりましたが。。。

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こちらが僕のバイト先の失敗談です。

今でも、店長とは仲がよく笑い話でこの話をします。

皆さんの失敗談も聞きたいなぁ。