華麗さと順風の「虚像」! その裏に潜む予期不安の心

この週末は、女優の沢尻エリカさんの話題がメディアを賑わしています。

ベルベル人ルーツのアルジェリア系フランス人の母親ゆずりかもしれませんが、魅力的な女性美と儚さの演技力で、来年の大河にも出演予定でした。

「容疑者」となった事で、社会的責任が問われる事になりますが、美貌『Gift』を与えられた、才能豊かな女優の心奥には何があったのでしょうか。

世間からは憧れの存在であり、順風の活躍をしている「アイドル偶像」は、人々に夢や希望を与えられる「タレント」。

人気や憧れを創出する「感情演技」は、予期不安や自己撞着を惹起し、心奥の機微は本人にしか分からないものです。

「虚構・虚像の演出」あるいは「見栄をはる」事は計り知れないストレスを生み、ストレスマネジメントが上手く出来ない場合には、様々な症状や依存症を誘発してしまうリスクは、誰もが持ち合わせている人間の性!なのかもしれません。

人間は誰もが、不安や心配を抱えながら生きており、どんなに上手くいっている最高潮の時でも予期不安(もしかしてこの先ダメになってしまうのではないか、とのうつ的な不安のこと)に苛まれることがあるもの。

人生社会生活を送ってゆく上で、人間誰もがこのようなリスクに晒されています。
所詮、人間の心は弱いものですが、心を託せる家族や仲間、そして信頼できる友人やメンターがいると『自分は一人ではない』との想いが「自信」と「自制心」を漲らせ、生きる強さを醸成してゆきます。

沢尻エリカさんの報道は、違法薬物使用に対する社会制裁と、仕事関係者への迷惑度合にスポットが当たっていますが、人間生きていると色々ありますから、彼女の心奥にある複雑な心情や想い(まぁ、本当な事は本人意外誰にも解りませんが...) に少し心を向けて見ることも必要なのでは! 人間は難しいですよね!

と思う日曜日です。

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