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HLD Labが目指す世界観

顧客『満足度』から、顧客『感動度』『幸福度』の領域へ 
「カストマーサクセス」の本意とは!

私が長年クリエイティブ・ワーク「場」創りに携わっていて、常に意識していた事があります。

「場」で仕事をするワーカーの「従業員満足度」という意識ではなく、「従業員感動度」そして「幸福度」を演出する事。

「場」の満足度向上の先にある、感動「場」の創造という意識です。
人は、「満足」すると直ぐに次の「欲」が出るものです。
また、満足だけでは、価値創造活動(仕事の生産性)を劇的に高める事は出来ません。

組織社会で「仕事」をしている人の意識を鼓舞して、エンゲージメントパワーを高めるには、「満足できて よかったよかった!」だけでは甘えの構造を助長するだけに終わってしまう事になりかねません。

「場」をプロデュースする意味とは、「心理的安全性」を担保しながら、ワーカーの自律・自立的行動と実行をエンパワーしてゆく意識変革プロセスです。

私たちが属する組織や社会で働く喜びや誇りを心に持てる「場」の演出には、先ずは、安心して気持ち良く働ける環境創造 → 「心理的安全性」と「心理的柔軟性」に満たされた組織つくり、そして、そうした環境で働ける「感動マネジメント」を取り入れて、働く人たちが「幸福」を感じるTotal Well Beingをプロデュースしてゆく社会「場」創りが必要です。

ただ、この活動は、抽象的でコンセプショナルな活動であるが故に、周辺に話をすると「共感」いただくものの、たいていは、『どうやって「仕事」つまりマネタイズしてゆくの⁉︎ 』との話になります。

SDGsの事業化(収益稼得)への疑問とも似たところがあります。
例えば、再生可能エネルギー問題を考えてみる場合、経済(採算)に意識の軸足を置くと、地球環境への対応(太陽光発電電力利用等)は、コスト高となり、事業とは二律背反的な「トレードオフ」となります。

こちらを立てれば、あちらが立たず...!
あるある話ですよね。

「場」つくりも同じジレンマなな直面します。
最適解は簡単には見つかりません。考えて、考えて、考え抜いてゆくことが大切です。
そのうちに閃きが降りてくるもの!

私は、働く人々の「感動や幸福」を追求することが、結果的に組織の利益につながり社会を豊かにしてゆくと考えています。
HLD Lab の目指す世界観です。

コロナにもマケズ、暑さにもマケズ、ストレスにもマケズ、笑顔社会を共創してゆきましょう。

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