「人生時間」を考える  その3

6. 日本社会のパンクチュアリティ!
-時間厳守社会のPros and Cons -

日頃、電車に乗っていると1分の遅延があれば、車内放送で『到着が遅れご迷惑をおかけしました....』なる放送が聞こえてきます。

日本の社会意識ですよね。
日本は、JRを始めとした交通機関の「定時運行」には定評があります。
利用者としては安心感があります。

でも、ふっと思った事がありました!

1分の遅れが「迷惑」をかけた!との意識を『素晴らしい』と思うか『窮屈』と思うか....

さて、どっちが「暮らしやすい社会」なのでしょうか、という思い。

「時は金なり」と言われますから、1分1秒の価値は貴重ですが、人生時間の中での1分1秒の価値とは⁉︎

例えば、超パンクチュアリティ生活....

睡眠は6時間35分40秒!

洗面所に20秒で移動して55秒で歯磨き!

トイレは3分30秒で用を足し、朝食は8分45秒で済まして出勤!

9:00‘00秒に仕事を始めて、全てが秒単位で段取りする仕事!

.....と言った生活はやってられませんよね!

「あそび」のない暮らしは、幸が無く、喜びや楽しさも感じる事はありません。

ですが、1時間を「誤差」といえる自然時間文化もなかなか大変かもしれません。

「ゴルディロックス」時間!
丁度良い頃合いといった意味ですが、これが一番ですよね。

仕事でも暮らしでも「時間厳守」は大切ですが適度な「ゴルディロックス」!が大切ではないかと思う日々です。

7. タイムマネジメント術
『5分間の価値』を意識する日常

皆さんは日常生活や職場で「5分間」の時間を有効に使われていますか!
「5分! そんな時間では何も出来ないよ!」と思われる方も多いと思います。

この隙間時間とも言える『5分の時間価値』を有効に演出出来るか否かで、「人生時間の濃度」が高められ、暮らしそのもの、つまり人生が変わってくるきっかけになります。

私が朝の電車で中で書くブログは、1000-1500文字のボリュームで、「その時」の閃きだけで綴っています。
「よく毎日書けますね!」と、お読みいただいている方から言われます。

「つり革につかまってスマホフリックで書いてるんです!」と言うと 驚かれます。(タイポも多くお詫びします💦)

私がSNSブログによる「サブリミナル・コミュニケーション」実験を始めたのが5年前でした。

テーマは

・総務のチームスタッフに、自分の想いを「教える」ではなく「気付き」を伝える。

・知見や経験値をサブリミナル伝える。
つまり、サイコロジカル・ノンバーバル(暗黙的)コミュニケーションと伝承。

・就業時間内での負荷・負担をかけず、「隙間時間」を使い学びを感じてもらう。

・「隙間時間」とは、通勤時間やリラクゼーション時間、スマホチェック時間、バスタイム、ちょい待ち時間...!
この、「隙間」で意識が向く時間は5分以内との仮説設定。

・5分間に目を通せる面白い読み物のストーリー

こうした意識を持って、茅ヶ崎-都心部への1時間程度の通勤電車内でブログを書いています。
私の作業時間は、30-40分程度ではありますが、このブログを読んでいただく方の消費時間は5分程度だと思います。

100人の方々に5分の時間をいただき、ブログを読んでいただく意味は、30分の作業で 500分相当の気づきのきっかけを社会に提供することになるのでは!
などと、楽しみながら自己満足の通勤時間!

実は、私自身この時間に備忘録的に綴っているブログが、本の原稿となったり、講演会やセミナーのコンテンツになります。

敢えて、原稿書きの時間を取らなくでも、通勤電車の空間が「書斎」になります。
しっかり考えて書き込む場合はグリーン車の手があります!(長距離通勤の特典!です)
これも私流の「タイムマネジメント」です。

話を戻しましょう!

で、5分間で何が出来るか。

・私のブログを読んでいただき、何かを感じていただく!

・「新聞」の一面記事に目を通し「時事」の感覚を養う

・ネットニュースのトピックスをカバーし「時流」を感じとる

・お気に入りブログをいくつか目を通し、バーチャル心の友達と交流する!

・職場オフィス内を回遊する!
エクササイズを兼ねて内階段で昇降し多部署をウォークアラウンド.... 何かの発見がありますよ!

・仕事で、上長に「ちょっといいですか!」
と言って、スタンディング「ホウレンソウ」を行う!
(但し、人によりますので....よく見極めてから!)

・大きく深呼吸してから瞑想の時間!立座禅や椅子座禅で心を整える
心のリフレッシュができます。

・妄想の旅時間を楽しむ
昼休みの時間にコーヒーでも飲みながらの空想時間はワクワクします。

・パワーナッピングでうたた寝してパワーリチャージ!

.....など、工夫次第で5分の時間を活用出来る日常を意識してみると「時間濃度」が濃くなってきます。
私は、「タイムマネジメント」の原単位は5分!と勝手に意識して活動してます。

-続く-

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