見出し画像

クラファンのその後【田舎家さん】

クラファンが始まったのは4月18日、それからしばらくして最初のゴール300万を突破しました。今現在ネクストゴールの500万に向かっており、あと4日で終了です。4月18日の私のNoteです。

3月末の春の嵐での被災。幸い、寿庵は一部の破損で、すぐに工事を行い、修繕ができました。かすり傷程度だったのと、やはり建物の保険にも入っており、そこから修繕費を出すことが出来ました。

お寺カフェの田舎家さんが借りている寿福院は大山寺の支院。本来であれば大家であるお寺さんが修理をするのかもしれませんが、檀家のないお寺であるため、一度廃寺にした寿福院を改修するためのお金を出すのも困難。もちろん、カフェのオーナーさんはそこのところは理解をされており、今回のクラファンに自分たちのこれからの未来を賭けたようです。

なんといっても、400年の建物、お客さんにも言われましたが、100歳のおばあちゃんに生命保険を掛けるようなもんだよなぁ~と。つまり、建物の火災保険もかけられないのです。

屋根の修繕費は600~700万の間くらいだろうと聞いています。そのうち350万くらいがクラファンでの支援(リターンや手数料などの差し引きもあります)があったのですが、まだ半分は自分たちで捻出しないといけません。

寿庵のお客さんも支援してくださったようで、本当にありがたかったです。これからも運営を続けていくことができるのは、支援してくださった皆さんのおかげだと思います。ただ、あともう一歩、支援が集まれば本当にありがたいです。

それにしても、屋根を直すとは言え、なかなか大変なことです。賃貸物件、しかも宗教法人、そのうえ、環境省の管轄下の国立公園内のお寺。とまぁ、ハードルがいろいろある。

正直、別の店舗に移って営業された方がいいのではないの?という方もあったのですが、あの場所であの建物を維持するには、やはり理由があります。大山寺支院の寿福院の歴史を絶やしたくない!という強い思いもあるからです。

民間の方がココまでして、必死になってる。田舎家さんのオーナーさんと同じ移住起業組の私も自分のことのように一喜一憂しながら支援がどうなったか常に気にかけています。あともう一歩。最後の最後のお願いです!

寿庵のHPはこちらをクリック!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?