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インバウンド

この言葉を聞いて久しいのですが、いわゆる「訪日外国人」のことですね。私が開業したのが2014年なので、そのころから、よく聞く単語。それ以前は、ほとんど海外のお客さんを見かけたことがなかったので、大山で海外の人を意識したことはありませんでした。とはいえ、とうとうインバウンドの波も私の宿のある大山エリアに少しづつ押し寄せている感じはありますね。
鳥取県のインバウンド伸び率は日本でもトップ。そして、最も行ってみた日本の場所にも選ばれたくらい。ま、裏を返せば、日本人ですら旅行に来ないマニアックエリア、伸び率トップといっても、今までほとんど来てなかったんで、数字が伸びるのは当たり前かな?
行政も積極的に動いてるので、宿からほど近い(車で50分)米子空港は、香港便と、これから就航する上海便などの直行便もあります。もちろん、観光協会も積極的にプロモーションしてるとか、なので、これから、どんどん増えてくるでしょうね。
同業者(ゲストハウス)も場所によっては、ほぼ海外のお客さんだけ、、というところもあります。平日も週末も稼働し、人気の宿などは90%稼働とのこと。すごいなぁ、、と思うのですが、じゃあ、私も積極的にそっち方面へ動くか??・・というと、そういった努力はほとんどしていません。
決して、外国人苦手、とかいうわけでもありません。旅好きの私としては、英語で対応することもそんなに苦痛ではなく、英語でのメールもそれなりに返信も出来ます。グーグル翻訳などに頼らなくとも、下手なりにも最低限の英語はできるんで、正直、私の数少ない特技が最大限に生かせるのかなぁ、、と思うのですが・・。
寿庵の稼働率は6年目に入る今でも、年平均で20%(ビジネス的には終わってる)。そのうちインバウンドの割合は100人中5人くらい。時々入ってくるお客さんは、AIRBNBのサイトで寿庵を見つけてきてくれてますね。
まぁ、、偶然うちをみつけてくれたらラッキーかな?と思っています。
海外のお客さんに対応するのは私も楽しい。英語を話せるチャンスだし、日本のどういったものに興味をもっているのか、平日のお客さんとは一緒に観光したりもします。遠いところから、友達が来てくれた、、そんな気持ちで対応しています。
でも、積極的に海外アピールはせずに、やはり日本人の、そして大山を好きだと言ってくれる、リピーターさんたちを大事に、今後も、緩やかに頑張っていきます。


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