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NZのクラブの誇りを?!NZブラザーたちとの再開!!トップリーグを舞台に再戦する!!

Kia Ora だいすけです。

本日の記事は、僕のニュージーランドでの活動の話がメインとなります。

以前の記事でも描きましたが、ニュージーランドのクラブの誇りにかけて、ドコモ戦は本当に勝ちたかった試合です・・・・

TJペレナラ選手は、僕がハリケーンズで見習いアナリストとして活動している時、通訳をしている時に仲良くなった選手です。

とは言っても、相手はスーパースター僕のことのなんて・・・というのが、本音・・・

しかし、両チームのウォーミングアップ終了後、僕は彼と目が合いました。

試合前だったので、いつものように戦闘前の戦士のような顔付き、目をしていたTJペレナラ選手ですが、彼の顔がいきなり柔らかくなり、大きな声で

Brother!!! How are you?と・・・・

そこで、僕たちは少し会話を交わし、試合に向かいました。

こんなことありますか?

Good people make good All blacks

その通りだと思いました。

彼の人間性やリーダーシップは、『尊敬する、見本になる部分が多く、彼は僕のロールモデル』です。

そして、今回ドコモ戦に本腰を入れていた理由は、ニュージーランドで僕が所属したチームと、TJペレナラ選手が所蔵していたチームに深く関係しています。

前振りはこの辺にして・・・

本題に入っていきたいと思います。

っと、その前に前回の記事を読んでいない方は、前回までの記事を読んでから、この記事を読んで頂ければと思います。

それではいきましょう!!



ニュージーランドでの思い出が・・・

ドコモ戦週になり、僕たちは神戸戦に向けて、準備をしていました。

そんな中、僕はニュージーランドの思い出を振り返っていました。

僕は、ニュージーランドでラグビーとラグビーコーチングを学ぶために、あるクラブに所属し、選手としても活動をしていました。

そのクラブは通称MSPと呼ばれています。

MSPはウェリントンにあるシニアラグビークラブの中でも、毎年優勝候補筆頭の強豪クラブです。ウェリントンの強豪カレッジであるSt Pats カレッジのOB選手が中心となりプレーをしています。それに加え、毎年ハリケーンズに所属する、もしくは目指しているウェリントン州外からやってくる選手がいます。

僕が一緒に練習、試合をした選手だと、ハリケーンズのビリー・プロクター選手、エイデン・モーガン選手、JT選手、ギャリス・エバンス選手、元ハリケーンズのフレッチャー・スミス選手や現チーフスのナイトア・ア・コイ選手などがいます。

試合に出ることに本当に苦労しました。

それでも、なぜプロ選手がクラブラグビーのチームに所属しているのでしょうか?

そこで、ニュージーランドのラグビーの仕組みについて少し触れたいと思います。

前提として、スーパーラグビーのチームは、あくまでも州を代表するチームです。チームは、チーム活動や試合を通じて地域を活性化させ、地域に愛され、また、憧れの存在であることが求められます。

そこで、選手たちは地域の人たちのヒーロー・・・つまり、ロールモデルであることが求められるのです。

そこで重要なのが地域に深く根付いたクラブラグビーです。選手たちは、地域のクラブに所属し、ハリケーンズの試合がない時は、クラブで試合をします。

クラブの試合は毎週土曜日に行われ、大人、子どもとたくさんの人で賑わいます。そこに、いつもテレビでしか見れない選手が試合をしていたらどうでしょうか?

目の前で活躍するプロ選手たちをみて、地域の人たちは、感動や憧れを抱くようになり、少しずつ地域も活性化されていくのです。そして、それを見た親は子どもにラグビーを・・・となり、多くの人がラグビーをする、または関わるようになるのです。

このようにして、ニュージーランドラグビーは循環しています。

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因縁のライバルRed v Blue?ウェリントンクラブ選手権大会の優勝をかけた戦い・・・

2017年人生初めてニュージーランドのラグビーシーズンに挑みます。

初めてのニュージーランドでの試合は、プレミアリザーブ(2軍)のベンチからとなりました。ちなみに、レギュラーの同じポジションの選手は医者でした。笑

後半の途中から出場し、1トライを決めるなど、それなりに活躍することができました。チームとしても50点以上の大量得点で勝利を納めることができ本当に嬉しかったことを覚えています。

その後、僕のパフォーマンスはどんどん高まっていき、安定してプレミアリザーブのスタートで出場させてもらえるようになりました。時にプレミアチーム(1軍)のベンチに入るなど、プレミアチーム(1軍)とプレミアリザーブ(2軍)を行ったり来たりするようになったのです。

また、僕と同様に、現チーフスで活躍しているナイトア選手もカレッジ卒業1年目でプレミアとプレミアリザーブを行き来していました。

週2回の仲間との競争することが楽しく、次の試合、フィットネストレーニング、練習全てが待ち遠しくて仕方がありません。

そんな中、僕は、プレミアリザーブグレードのレギュラーで固定されるようになりました。

それから、僕たちのチームは、順調にリーグ戦を勝ち抜き、全勝で最終節を迎えることになったのです。そして、最終節の対戦相手はNorthと呼ばれるチームで、同じくリーグ戦全勝で最終節を迎えました。

最終節のNorthはTJペレナラ選手のクラブです。

TJ選手は、ハリケーンズの試合がない時は、クラブに駆けつけウォーターボーイをしてくれる良い人だと、ウェリントン中に噂が廻っています。

それだけではありません。Northには、留学中のドコモレッドハリケーンズの久内選手(現プロモーション)が所属し、プレーをしていました。

久内選手は幼稚園から小学3年生まで同じ小学校に通い、同じラグビースクールで小学6年生まで一緒にラグビーをしました。幼稚園の時に僕が彼をラグビースクールに誘い気づけば、お互いラグビーの泥沼に・・・

その後、久内選手は、スクールの中等部、尾道高校、筑波大学と進み、トップリーガーになりました。僕は、家の近くの中学校のラグビー部、東海大仰星高校、関西大学に進み、コーチングを学ぶためにニュージーランドへ・・・

僕たちは高校の時に少し接点があったものの、大学の時には連絡が途絶え、SNS上でお互いの生存確認をする程度の繋がりとなっていたのです。

そんな時です。彼のSNSにウェリントン空港の写真が・・・すぐに連絡し、久しぶりの再開となりました。

幼馴染との久しぶりの試合で、かつ決勝戦のような舞台・・・

負けられません。

練習中何度もコーチたちは、【Northには絶対負けてはいけない】と、言います。

そして、試合日を迎えます。

MSPのジャージの色はRed、NorthはBlueとRed v Blueの試合が始まったのです。

試合開始すぐに、僕たちMSPはペースを掴みます。

その後、少し相手側に勢いが移動するも、チャンスの度に3点を重ね、点数差は徐々に開き、最終的には、僕たちが勝利し、優勝することができたのです。

こうして、僕にとっての初めてのニュージーランドでのラグビーシーズンは優勝という素晴らしい形で終わりを告げました。

僕は、このシーズンを通して、スーパーラグビーの選手と一緒に練習することができ、彼らのリーダーシップ、そして選手たちと地域との関わり方から様々なことを学びました。

自分よりレベルが高い選手とプレーをする中で、選手としてもどんどん成長していきました。クラブ選手権大会を勝ち抜き、決勝戦まで勝ち抜くと、約20週連続で試合があります。この試合の多さも、自分を成長させたきっかけだと思っています。



NZのクラブをかけた負けられない戦いがトップリーグで始まる

その後・・・・

2019年に、Wellingtonカレッジの3rdチームをコーチングしている傍ら、様々な人のご縁のお陰で、ニュージーランドに来ているリコーの選手たちをサポートすることに・・・・

2020年は、St PatsカレッジのU15sのコーチングをしながら、同じようにリコーの選手たちをサポートし、リコーの選手が帰国した後、ハリケーンズで見習いアナリストとして活動させて頂くことができました。

この2年で、TJペレナラ選手ととても仲良くなりました。

そして、彼が日本に来ることがニュースとなりました・・・

そのニュースを聞いて本当に驚きました!僕が帰国する時に、日本で会おうと約束したことを覚えています、・・・(コロナで叶わず・・・)

そして、ドコモの試合に・・・

ドコモの選手やスタッフを見てみると、TJペレナラ選手、久内選手、竹内コーチがNorthと関わりが強いことに気づきました。

そして、リコー側を見ると、神鳥元監督、小浜さん、僕がMSPに関わりがあるということも・・・

この瞬間、リーグ戦最終節の前の練習でコーチたちが何度も放った【Northには絶対負けてはいけない】という言葉が脳裏によぎりました。

そして、いつも以上に力が入っていたのです。

しっかり準備をし、試合の前日大阪に向かいます。

そして、試合当日・・・

試合の3時間前には、会場入りし、準備もしっかりできました。

コンピューターの接続も問題なし、前回犯した間違いは2度と繰り返しません。それは、鉄則です。

試合前、緊張の糸が張ります。

気づけば、自分がまるでプレーをするかのような気持ちになっていました。

ピーッ!!レフリーの合図で試合が始ます。

ミスは多かったものの、試合は順調に流れていました。

前半の最後、トライを狙いに行ったところをインターセプトをされ、トライを取られました。ここから少しずつ歪みが生まれてきます。

そして、そのまま試合の流れはドコモ側へ・・・。流れを取り戻せないまま時間だけが過ぎていきます。そして、最後に流れを取り戻すことができ、逆転だ!!そんな時に、ミスが生まれ逆にトライを奪われます・・・


そして、試合終了・・・


勝ちたかった試合を落としてしまいました。。。。

僕は、ダブルパンチをくらったような気持ちでした・・・

NZのクラブのことを意識していた人は、あの会場で僕1人だったと思います。だけど、本当に辛かった・・・テンションが低いまま、分析を行うも中々進みません。結局、いつもよりも数時間、時間がかかってしまいました。。。

負けは負けと切り替え、次の神戸戦に気持ちを向けることに・・・

それも、実は神戸のスタッフの中にニュージーランドで本当にお世話になった方がいたからです。

その話は、次回に譲りたいと思います。

今回もお読み頂きありがとうございました。






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リコーブラックラムズアナリスト🐏 東海大仰星→関西大学→AUS→関西大学大学院→NZ ラグビー選手/コーチ/アナリスト/通訳/チームビルディングやラグビーに関する様々なイベントを開いています。