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未来の音楽体験 : Techno Album “FUTURE”

先日、東京から名古屋まで一人で往復ドライブした。
片道5時間。その時に、Sunoで生んだ個人的な曲をずっと流し続けてみたところ、飽きずに聴き続けることができた。

まずこの事実に驚いた。
そして、これらの誰も知らない曲のサビを口ずさんでいたりする。ある意味不思議な現象。

Sunoが生み出した曲は、自分が作曲したわけでもなく、しかし関係はしているので、非常にナラティブな歌なのだ。

プレイリストを流しても良いが、気に入った曲に👍Likeをつけておいて、ただそれを流しても良い。
曲のジャンルもまちまちで、ブルースからテクノに飛んだりするが、それもまた自分が辿ってきた思考の軌跡を逆再生するような感覚になる。

これらの曲を誰かに聴いてもらいたい気持ちもあるが、いずれそんなの関係なくなりそうな気もする。
自分の撮った写真アルバムを懐かしい気持ちでめくるように、私的な歌を聴くようになるのかも知れない。

今、音楽の未来をめぐる著作権などの争いが始まっている。テクノロジーの進化が業界ルールの根本を揺るがしている。楽曲がレコードやCDとして有形パッケージで流通していたところから、デジタル配信となった時に既存勢力は新興勢力を叩きのめした。”天空のジュークボックス”(素晴らしいコンセプト!)ナップスターは死んだが、結局合法的な“天空のジュークボックス”をAppleが築き上げた。

AIによる楽曲生成は、音楽の未来を殺すとは到底思えない。むしろ人々の音楽体験の世界は拡がるはず。
この変化は何か?その時が来るまで待ちますか?


今年の夏は破壊的に暑いので
ハードテクノのアルバムをつくってみた。
若かりし頃の感覚と、今を混ぜ合わせたSpecurativeな実験アルバム”FUTURE”。

Techno Album “FUTURE”

各トラック紹介

1,  Awaken Your Creativity
NEUROFUNK、DISTURBING、DISGUSTINGなどの要素を融合させたインストゥルメンタルのドラムンベーストラック。緊迫感と狂気の中に明るさが交錯するサウンドスケープが、深く心に残る一曲

2,  To 2100
未来へのカウントダウン
2100 (Twenty-One Hundred) が"問いは何だ?"に聞こえる空耳テクノ

3, Tiny Time Machine
クラシックサイバーパンクのビートトラック
未来のスマートフォンSFプロトタイピングがテーマ
↓ショートショートリンク

4, The “G”
生きることは重力に逆らう

5, Robotics
未来のロボット三原則がテーマのポップビートテクノ

6, Mobility
“Mobility”をテーマにしたトランステクノ
モビリティ三部作1/3

7, Autonomous Driving
モビリティ三部作 2/3
自動運転をテーマにしたハードテクノ。自動化は案外とエキサイティングかも知れない

8, Unleash Your Senses
五感を解放するモビリティ
モビリティ三部作3/3

9, The future is a hallucination until it becomes real
Positive Hallucination Approachをテーマにしたメッセージソング

10, Divergence Enough
未来はDivergence(発散)がキー!

以上10曲
暑い夏のドライブのお供にどうぞ。



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