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オンライン面談は「採用ピッチ資料」の準備を

Inter Race株式会社で事業開発責任者をしている篠原です。
最近、キャリア相談を受ける中で、クライアントとのオンライン面談に同席する機会が多くありました。
オンラインでの面談実施をされる経営者や、人事の方のご参考になればと思い、オンライン面談実施がうまい企業の特徴をまとめてみました。

①オンライン面談実施時の注意ポイント

※これは、ぼくが面談同席をする中で、エージェントとして感じたポイントです。
【A】通信状況によってタイムラグが発生するので待ち時間が、ちょっとストレス
【B】無言時間が発生しやすい。候補者からすると自分から話した方が良いのか、ただの通信トラブルなのか?が分からず、ややストレス
【C】映写する資料やHPが次々と切り替えられ、画面遷移が多く、とてもストレス
【D】映写する資料やHPがなく、対話で会社説明等が進んでいくため情報が残らず、すごいストレス

候補者にストレスなく、「情報提供」できる状態を作ることが、ファーストステップ。
いくら優秀な方の応募を募れたとしても、オンライン面接が苦手な企業は、
「応募意思獲得」につながらなな、と感じました!
上記の中で、通信環境については、「環境が良いところで実施しましょう」で解決しますが、
【C】【D】のストレス解消のためには、事前に映写する資料やHPを開いておくことで解決ができます。
一方で、映写資料やHPがころころ変わると、候補者も気が散ってしまい、本来伝えたい情報も正確に伝わらなくなってしまいます。

なので、私がおすすめしている方法は、
「オンライン商談初心者こそ、採用ピッチ資料の準備を」することです。
紙芝居形式になってしまっても良いので、まずは正確に、伝えたい情報を伝えないことには、「意向醸成」や「見極め」など、個々人に合ったコミュニケーションは不可能!

まずは、どの候補者にも7割方使える採用ピッチ資料の作成をおすすめいたします。
個人的に秀逸だと思う採用ピッチ資料を後ほど紹介いたします!

②その他、細かい注意点

・Slackなどのチャットツールのミュート
Slack通知音が、スココと、鳴りがち。
雑音がちょこちょこ入るのも、結構ストレスです。

・イヤホンの準備
PC内臓のマイクで面談に参加される方がいらっしゃいますが、
音が割れたり、聞き取りづらいケースが多々あります。
イヤホンの用意が難しい場合は、少なくともマイク性能の事前チェックはするようにしましょう!

③秀逸な採用ピッチ資料

【1】SmartHR
https://speakerdeck.com/miyasho88/we-are-hiring

・事業について(P16~)
18~20ページで、どんな事業を展開しているのかが分かりやすい
・事業成長性(P25~)
他社サービスと比較し、どのくらいのスピードで成長しているのかがわかりやすい
・いま入社してやることある?(P63~)
ここのポイントが秀逸だな!と思いました。
出来上がっているプロダクトや、マーケットに浸透しているイメージがあるが、
これからまだまだやることがあることを伝えている企業は珍しい!

【2】スマートキャンプ
https://speakerdeck.com/smartcamp/smartcamp-company-info

・評価制度(P40~)
毎月1on1をしていたr、自己アピール面談があったり、評価をする仕組み・風土が分かりやすい
・主な選考フロー(P43~)
採用のスタンスをお伝えすることで、「文化を重視」していることを伝えることができている

【3】atama puls
https://speakerdeck.com/atamaplus/about-atama-plus

・会社のミッション(P7~)
教育現場の「課題」や、それを解消することによってどのような社会を目指しているのか、会社としてのミッションが分かりやすく、共感を生みやすい

・事業内容と各サービスの接続(P19)
3つのプロダクトが、誰に、どのような価値を提供しており、各プロダクトの接続が分かりやすく、「課題」に対し、どのようなアプローチで解決していこうと思っているのかが分かりやすい!

・プロダクト作りのこだわり(P33)
具体的なペルソナを社員全員が共通認識を持てるように、フィギュアをつくまでのこだわり。プロダクト作りのこだわりが伝わりやすい!

・採用ターゲットについて(P46)
採用したい人と、採用ターゲットにならない人を表現されており、ミスマッチが起きづらい情報発信は秀逸だと思います!

【4】識学
https://speakerdeck.com/shikigaku_rc/shikigaku-company-profile

・競合との違い(P14)
「研修」というコモディティ領域と見られやすいサービスにおいて、競合との違いを分かりやすく説明

・文化・社風(P18~)
強烈な文化が明文化されており、応募時点でマッチ/ミスマッチ度を図ることができる

勝手ながら、個人的に好きな採用ピッチ資料をピックさせていただきました。少しでもご参考になると幸いです。

また、これから採用ピッチ資料を作っていきたい方は、弊社でも無料でご相談に乗っております!
ぜひご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!

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https://twitter.com/daiki_shinohara

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