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【ツアレポ】そんな時こんな絵本!大人のメリーゴーランドツアー

こんにちは、大ナゴヤツアーズです。
今回のツアーレポートは日本の子どもの本専門店の草分け、三重県四日市にあるメリーゴーランドのツアーです。
いわゆる町の本屋さんとは一線を画すその品ぞろえ。あたたかなお店の雰囲気のなか、絵本を存分に味わうことができます。
2020年11月3日(火祝)に開催した時の様子を、ちょっとだけお伝えしますよ。

「よあけ」

絵本屋さんのお隣にあるカフェスペース。コーヒー片手に、増田さんを囲んでツアーは始まります。
いつもは、子どもやかつて子どもだった絵本ファンでいっぱいの店内もこの日は貸し切り!
増田さんのお話にじっくり耳を傾けることができます。

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絵本界のノーベル賞と呼ばれる「リンドグレーン賞」を荒井良二さんが受賞されたときのお話は、その場に居合わせた増田さんならではの目線で、 一冊の小説を読んでいるかのようにハラハラドキドキ。
増田さんの大好きな「よあけ」という絵本も読み聞かせして下さいました。この絵本にまつわる増田さんの冒険エピソードも踏まえ、ぐんぐん引き込まれていきます。絵を見ながらぴんとした空気や広々とした湖の様子が感じられ、あたかも自分が湖畔に立っているかのようでした。

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知らない町に引っ越して、まだ友達がいません

絵本はもちろん子供だけのものではありません。暮らしの中でおとなのこころにも染み入ります。増田さんがひとりずつ丁寧にお話を聞いてくださり、それぞれにぴったりの絵本を選んでくださいます!土地勘のない場所に引っ越したばかりの私にはこの本を。
おとなりの方の本も気になるところ!みんなの本を回し読みしながら、こんな絵本あったんだ、この写真集きれい!と楽しい発見の時間です。

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人はそんなに、多くの物語を必要としていない

「メモしなくていいよ」
増田さんはお話を始めるときこう仰いました。それは、メモせずに残ったものだけが本物だから、とのこと。メモしても、見返さないでしょ、と。
ツアー後、強く心に響いているのが「人はそんなに、多くの物語を必要としていない」という言葉です。
人はともすると一つを手に入れると、次のものに目を向けがちです。
でも、本当は一つのものと向き合い、味わうことでもっと深みをしることができるのではないかと思いました。

同じ本を持っているけど、メリーゴーランドで買いたい

こういう方が多いのもうなずけます。
メリーゴーランドで買った本、増田さんが選んでくれた本だからこそ大切にできるのかもしれません。
同じ本でも、手渡される時の温度が違います。
増田さんのご著書にはかわいいサインもかいてくださいますよ!

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参加者の中には、絵本が大好きな方から、メリーゴーランドに来てみたかったという方、実は絵本をそれほど読んだことがなかったという方まで様々でしたが、ツアー後は全員が絵本の棚に夢中になってしまいました!
そしてツアーズスタッフも大人買い! レジで店員さんに「いいんですか?」と問われるほど 笑

絵本を通じて、次の日の元気をもらえたツアーでした!


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◇ツアー情報
開催地:三重県四日市市
ガイド:増田喜昭さん   / 子どもの本専門店 メリーゴーランド 店主
ガイドさんHP:メリーゴーランド

⇩ 今後の開催予定はこちら

※ツアーの内容や体験内容はレポートと異なる場合があります。


◇参加者の声
(アンケートより抜粋)

出会いのきっかけをありがとうございました。大好きな絵本の世界をここメリーゴーランドで憧れの増田さんの素敵でおもしろい人生を広げておられる世界観にひたれたこと、私の宝にします。
(熊本県女性)
おいっ子たちと接していて、大人になって忘れてしまっていた感性に改めて気づかされています。今回、このツアーに参加させていただけて、本当によかったです。今、とてもワクワクしています。私も、興味があることに、できる限り全部取り組んでいって、素敵な人生を歩みたいなあと、増田さんのお話をお聞きして改めて思いました。本当にありがとうございました。
(三重県女性)


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