苦手なこともあるけれど
今日は長男と次男の幼稚園発表会でした。
人前での発表イベントが苦手な長男。
3年間どの行事でも涙してきた。
園生活最後の発表会だった今日も、やっぱり涙していたけれど、涙しながら彼なりの一生懸命を出していた。
私たちはどうしても「できる」ことや「できるようになったこと」に重きを置いてしまう。
「できない」よりは「できた」ほうがいいし、「苦手」よりは「得意」のほうがいい。
それはそうなんだけれど、人には得意不得意があって、得意じゃないからといってその人の価値は変わらない。
私自身にもたくさんの「不得意」がある。
ちょっとしたことをすぐ気に病んじゃうし、考えすぎて眠れなくなることもある。
おまけに胃が痛くなることもあるけれど、それでもなんとか「大丈夫」だし、不器用ながらに生きていけてる。
私はそうした大切なことを、子ども達から学ばせてもらっている。
彼らが生きる未来には大変なことが沢山あるのかもしれない。
「大丈夫」なんてことばかりじゃないのかもしれない。
泣いてばかりじゃいられないのかもしれない。
どうか、どうか彼らに待っている未来が明るいものでありますように…と願ってやまない私には、世界や社会を変えることはできないけれど、日々大きく揺れ動く彼らの感情を、受け止めて寄り添っていける人ではあろうと思います。
(長男は劇中セリフを言えずに劇全体を10秒ほど止めてしまったんだけれど、3年間共に過ごして彼の特性を知っている友人達が代わりに言ってくれていました。
舞台裏でも友人達がずっと長男の背中をさすったり、手を握っていてくれていたりした姿を見て、「弱さ」が生み出すものもあるのだと感じました。
泣いたり泣き止んで少しやってみたり。
私は見てる間中、涙が止まらず、そんな私を見て長男はまた泣いたり。
涙する私を見て、次男は「ママなんで泣いてる〜!」とタオルで顔を隠してくれたり。
前夜に2人に「頑張ったね」メダルを作っていた長女は、「泣いてたけどやってたね」と微笑んでいました。
決して完璧ではないけれど、日々、今この時を懸命に生きている彼らが私は大好きです。
未来よ、どうか明るくあってくれ!!)
書けども書けども満足いく文章とは程遠く、凹みそうになりますが、お読みいただけたことが何よりも嬉しいです(;;)