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Carpe Diem.

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読んで字の如し。
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記事一覧

フランシーヌの場合 〜 ジョン・レノンの場合

今日 3月30日は, ベトナム戦争とナイジェリア内戦(ビアフラの飢餓)に心を痛めていたとされる フランシーヌ・ルコント(当時30歳)が, パリの路上で 焼身自殺した日(1969年)。同じく 3月30日は, パレスチナの「土地の日」(由来は 1976年のその日, 後述)。さらに 3月30日は, 昨年から今年にかけてライヴ演奏とオンライン配信によるパレスチナ・ガザ支援のキャンペーンを行なったエリック・クラプトンの誕生日(1945年)。もちろん, 全て偶然の一致。 本 note

結婚 36周年 〜 カミさん感謝 記念 note 2曲 歌詞和訳付き 🎶

1988年3月13日の日曜日に, 結婚式(宗教と関係がない, いわゆる「人前」結婚式)と披露宴を催した。籍を入れたのは 翌 14日の月曜だったので法的には 3月14日なんだろうけど, まぁそれは法の話なので(仏法ではなく近代法の話, 一言多いのが拙者の文字通り余計なところなのだ, それでいいのだ, バカボンのパパなのだ, 息子はバカボンではないが), 結婚したのはやっぱ 3月13日と言った方が相応しい。兎にも角にも兎に角が生えようが生えなかろうが(やっぱ一言多い!), 今日は

ELP 「展覧会の絵」 "The Sage" 〜 歌詞和訳

1971年11月リリースのあのアルバム, LP のジャケット表側の額縁には絵がなく, 内側では絵が入っていたのだった。で, "The Old Castle" と "The Sage" 以外は何処行ったって? .. ネット上から拝借して埋め込んだら文字がぼやけるのばかりで, 鮮明なのを選んだら サイズ上 こうなってしまったのです。 The Old Castleってのは例えばこれ? 単なる自分の 旅 note の宣伝でした。この旅の中の一コマです。 The Sage, Mo

トーキング・ヘッズ "Road to Nowhere" 歌詞和訳

我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか 〜 ポール・ゴーギャン前から思ってるんだけど(本 note 第4章), トーキング・ヘッズ "Road to Nowhere" のタイトルと歌詞, そして同曲が収められた, 彼らの 1985年リリースのアルバム "Little Creatures" のカヴァーの絵は, なんというか, そこはかとなくと言いましょうか, ポール・ゴーギャンのあの有名な絵とそのタイトルに重なるところがあるのであります。 ポール・ゴーギ

トム・ウェイツ "Grapefruit Moon" 〜 歌詞和訳

先週金曜(2023年9月29日)の 月 は, 中秋の名月。そして 満月。次に「中秋の名月」と「満月」が重なるのは 7年後になるらしい。つまり, 西暦 2030年。 "Grapefruit Moon" by Tom Waits 〜 歌詞和訳この曲, 何年か前に Peter Barakan の Barakan Beat にリクエストして(その年の中秋の名月の時期に), 見事かけてもらえた。あの番組に Tom Waits の曲をリクエストしてかけてもらったことがあるのは他に "T

1983-84年ユーラシア大陸(+アフリカ大陸北東端!)「ほぼ」一周の旅, note リンク集 〜 完成

22-23歳の時のバックパッカー海外「放浪」もどきの旅 note リンク集, 完成1983年4月26日 に横浜港を発って, 「国」名だけ挙げると当時のソ連, フィンランド, スウェーデン, ノルウェー, デンマーク, 西ドイツ, 東ドイツ(東ベルリンのみ), フランス, スイス, オーストリア, (当時のチトーの)ユーゴスラビア, イタリア(ローマ市内のバチカン市国も), ギリシャ, トルコ, シリア, ヨルダン, パレスチナとイスラエル, エジプト, 再び トルコ, そして

911 記念 〜 自分の誕生日(1960), シリアの現職・独裁大統領の誕生日(1965), アメリカがチリの民主主義を殺した日(1973), シリア・パルミラの都市遺跡を訪問した日(1983), アメリカが「宗教」狂信者に攻撃された日(2001), 拙者の note 開始日(2019) 〜 誕生日リクエスト(2021), 今日は 歌詞和訳付きで この歌で締め, "Ol' '55" (Tom Waits) ♫

ナンセンス込みの前説9月11日は 62年前の拙者の誕生日でもあり, 3年前の拙者の note 開始日でもあり, そして他にも ... 。というわけで, 今日の拙者の note は, 911 記念 note リンク集「の・ようなもの」。 あ, あの映画は 911 とは関係ないですね。「リンク集のようなもの」と書こうとしたら, というか「のようなもの」と言おう・書こうとするといつも思い出してしまう懐かしい映画タイトル(しかしこの映画そのものは観てなかったと思う, 笑), ただ

デフレ と 堕落論 と ツァラトゥストラ の相関

ちょっとピンぼけ残念ながら, 本 note のタイトル写真, 右のフリードリヒ・ニーチェ(1844年10月15日 - 1900年8月25日)よりも, 左の坂口安吾(1906年10月20日 - 1955年2月17日)の方が .. 表紙だけネットから拝借, 若い頃に読んだロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」(原題は "Slightly Out of Focus"), 俺が読んだ版は違う表紙だった。というか, あの本は面白い本だったけれど(と言っても, どんな内容だったか, 細

西部邁が説く解り易い自由論を, 坂口安吾の「堕落論」につなげてみる

坂口安吾 「堕落論」, その起と結 自分がいま持っているのは 角川文庫版で, 「昭和六十三年六月二十日 改版四十八版」。 坂口 安吾(1906〈明治39〉年10月20日 - 1955〈昭和30〉年2月17日) 「堕落論」の起 堕落論の結 さて, まずは切っ掛けを書いてから。 18年前の文章を いま note に載せる, その切っ掛け 1. 坂口安吾に関しては, いま自分の1983-84年バックパッカー「海外放浪もどき」の旅の 旅 note リンク集を 頻繁に更新して

The Dangling Conversation 宙ぶらりんの会話 by Simon & Garfunkel 〜 歌詞和訳

前説を少しばかり..Simon & Garfunkel が 1966年10月24日にリリースした 3枚目のアルバム "Parsley, Sage, Rosemary and Thyme", その LPレコードの B面 1曲目に収録されていた, 美しい旋律とハーモニーに彩られた曲。 シングルとしてもリリースされ, Billboard Hot 100 で最高25位を記録している。ある意味「地味」な曲調を踏まえれば, 商業的成功としては「いい出来」だったとも思えるのだが, Pau

ポール・サイモンのゴスペル調ロック "Gone at Last" 〜 歌詞和訳

Paul Simon が Phoebe Snow (July 17, 1950 – April 26, 2011) とデュエットし, ゴスペル・シンガーである Jessy Dixon (March 12, 1938 – September 26, 2011) による Jessy Dixon Singers がコーラスを付けたアップテンポの曲。1975年10月25日にリリースされ, 翌年グラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞した Paul Simon の 4枚目(S&G解散後では

ビートルズ 「歌詞」 和訳 note リンク集 〜 39年前の今日 1983年5月23日に, 更にその昔 ビートルズ が「青春」の日々を過ごした街, ハンブルク に着いた「記念」

なんと大袈裟なタイトル(笑)。39年前の今頃, 自分がハンブルク にいたこと自体は事実。でも一方で「歌詞」 和訳 note リンク集と言っても ビートルズ の歌の歌詞はこれまで 3曲しか和訳したことがないのだった。 .. というわけで, ジョン・レノン のソロの歌の「歌詞」和訳も追加 ♫ 1983年4月26日に 横浜港からのフェリーで 日本 を発ち, 当時の ソ連, そして フィンランド, スウェーデン, ノルウェー, デンマーク を経て, 当時の 西ドイツ へ 〜 最初

39年前の今日 コペンハーゲン に着いた記念 〜 柳ジョージ&レイニーウッド の 横浜 の 「コペンハーゲン・パーク」 ♫

1983年4月26日に 横浜港 から 当時の ソ連・ナホトカ 行き 2泊3日のフェリーの旅で 日本 を発ち, ソ連 を鉄道で横断しながら旅し(ナホトカ から ハバロフスク までも鉄道, そして当時の ウラジオストク は軍事的理由で外国人は自由に出入りできなかったので ハバロフスク から モスクワ までが シベリア鉄道), その後, フィンランド・ヘルシンキ に 1泊2日, スウェーデン・ストックホルム に 2泊3日, ノルウェー・オスロ にも 2泊3日 滞在。オスロを 5月1

1983-84年ユーラシア大陸(+アフリカ大陸北東端!)「ほぼ」一周の旅, note リンク集

前説最初に念の為に書いておくと, この前文の下にある 本 note 目次つまり旅 note リンク に付いている, それぞれのタイトルには, 「(写真 .. 枚)」と書いてあったりなかったりするものがあるのだが, 後者であっても, すなわちそうした記載がなくとも, 殆どの note にそれぞれの土地で撮った写真は掲載してある。ではでは。 さて, 以下の前文は, 本 note を投稿する今日 2022年5月11日 から振り返ってのこと。本 note は随時更新していくので,