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宗教批判、および宗教に少しでも関係があるもの

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何故この画像なのかというと、ネットで探したら合掌している女性の写真が出てきて、これがいいと思ったのだが、使ってみたらここには指先しか出なかった、とまぁそういうわけ。あ、アップロー… もっと読む
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2021年1月の記事一覧

イスラエル批判を「反ユダヤ主義」として封じようとすることの度し難い愚かさ

前説タイトル上の写真は、今月6日、アメリカ合州国(以下、アメリカ)の議事堂を一時占拠して気勢をあげた(かつ「奇声をあげた」)トランプ支持者たちの様子(この下にあらためて掲載)。 ご覧の通り、少なからず、イスラエル国旗を掲げる人間もいた。つまり、彼らの中には現在のアメリカ国旗を掲げる連中もいれば、アメリカが南北戦争をした当時の南部連合国旗を掲げる連中もいれば、更には外国である「イスラエル」の国旗を掲げて雄叫び(写真の人物は女性だから「雌叫び」とでも呼ぼうか)を上げる連中もいた

カルカッタで見た 「火の車」 は現実だったのか幻だったのか 〜 「全東洋街道」(藤原新也)を読み返し、最後に聴くのは クリーム "Wheels of Fire"

「火の車」 とは 〜 その 1乞食は元々は仏教用語であって俗な差別的意味はないが、ここで言及しているのは俗に言う「こじき」。とはいえ、やはり、当然ながら、少なくとも筆者の note 投稿テキスト内において、差別的な意味合いは全くない。 それはさて置き、この note 投稿の本題に入る前、最初にことわっておくべきことがあって、本 note 投稿のタイトル上の絵は、江戸時代の画家・佐脇嵩之(さわき すうし)が残した「百怪図巻」(ひゃっかいずかん)と呼ばれる妖怪を主題にした絵巻物

カルカッタ(コルカタ), インド, 1984年1月6日 〜 トーキング・ヘッズ "Road to Nowhere"

前説タイトルで組み合わせた2つには何か理屈っぽい背景のある特別な関係が存在するわけではない。自分としては全く理由がないわけでもないが、まぁほぼ思いつき、インスピレーション的なものに過ぎない。 タイトル上の写真は、37年前の今日、1984年1月6日に、筆者がインドのコルカタで撮った写真4枚のうちの1枚。コルカタは英語で書くと Kolkata, これは2001年からの呼称だ。コルカタはインドの西ベンガル州の州都だが、以前は、インドがイギリスの植民地だった時代の名残だと思うが、英

ブッダが 「悟り」 を開いたブッダガヤの大菩提寺を訪ねた翌々日は 〜 フラワー・トラベリン・バンド の "SATORI" ♫

ブッダが 「悟り」 を開いた場所、ブッダガヤの大菩提寺(マハーボーディ寺院)を訪ねた 〜 1984年1月3日 早朝 というわけで、まさかこのコロナ禍で海外旅行なんぞしているわけもなく、拙者であるところの筆者がブッダの「悟り」の場所を訪ねたのは 37年前の「一昨日」。前年 1983年4月からのバックパッカー海外「放浪もどき」旅でソ連(古い!もはや教科書にしかない国)、ヨーロッパ諸国、トルコ、シリア、ヨルダン、パレスチナとイスラエル、エジプト、再びトルコ、そしてイラン、パキスタン

ブッダガヤの大菩提寺で仏塔を観た翌日は 〜 Tower of Power ♫

前説仏塔と言えば英語に直訳すれば Tower of Buddha (笑, 本当は英語で言う時も Pagoda とか Buddhist stupa とかになるんだけど、まぁしかし Buddhist tower という言い方ならあるにはあるようだ), となりゃあなた(どなた?)、BGM は Tower of Power で決まりだよねぇ(とこれは本 note 投稿の最後の章にて)。 タイトルに「ブッダガヤの大菩提寺で仏塔を観た翌日は」と書いたけれど、このコロナ禍のもと、海外旅行

ガンガー(インド, ヴァーラーナシー)で 初日の出 を拝んだ 〜 1984年1月1日

前説コロナ禍でおんとし、漢字で書くと御歳 92歳, 89歳の両親がいる静岡県の田舎に帰省することもできず、且つ東京住まいだった息子は一昨年12月から韓国・ソウル滞在中、今年は茨城県南の地方都市の我が家にて妻と二人で新年を迎え、二人で御節料理を食べ、日本酒を飲み、そうこうしているうちに 2021年の元日も早くも昼過ぎになった(でもインド、ヴァーラーナシー、ガンガー河畔はまだ元日の昼前だね)。 今からちょうど 37年前、1984年の元旦、インドのヒンドゥー教の「聖地」(郊外に釈