株式投資を始める前

私がブラジルで株式投資に興味を持つまで~

皆さん、こんにちは。

現在、妻と長男の3名でブラジルに住んでいます。

長男はまだ幼いですが、ポルトガル語よりも日本語を得意としています。

長男も日々ポルトガル語を学びながら成長しており、父親である私自身も個人投資家として日々学んでいるこの頃です。

私は日系2世で、移民でブラジルに移住をされた両親の教育のお陰もあり、ブラジルで生まれ育ちながらも日本語を学ぶ事ができました。

ポルトガル語に至っては、幼少期の友達や隣人、当時、根気よく私にポルトガル語を教えてくださった先生方に感謝です。

ブラジルの大学を卒業後、現地企業で研修を得てエンジニアとして勤務をしました。

多くの日本語の産業技術資料に触れ、日本語からポルトガル語への翻訳と通訳スキルを磨けた時期でした。

その後、日本の開発スキームに興味を持ち、単身日本へ渡り、派遣社員として多くの貴重な経験を積ませて頂き、2008年にブラジルへ帰国しました。

ブラジルに帰国をしてから自分も30代後半に差し掛かり、老後の積立資金を開始しようと思い、当時銀行が推奨する商品の「VGBL(生存保険)」を購入しました。

ところが、商品を購入してから4年が経過しても年間利回りが3.7%と低い水準で推移していた事に納得出来ず、別の積立案を探しました。

そんな折、ブラジルで最高の投資家として有名なLuiz Barsi Filho氏の株式投資による資産運用の動画を目にし、株式投資の魅力について知りました。

私が当時積み立てていた商品VGBLは月間積立を行い、老後に給付と言う形で「固定収入」を得る事を目的としていました。

しかしながら、元本にのみ利息が付く単利方式である事から、投資家のBarsiによれば、この手の商品は「固定収入」を得る物ではなく、毎年の国のインフレに追従出来ていない事から「固定損失」であると述べています。

遅ればせながら、この事実に気づいた私は更に株式投資やブラジルで成功をされた個人投資家について調べている内に、Barsiに直々に株式投資を学んだ「元青空市場の卵販売員」の話を知りました。この「元卵販売員」は、現在「Rei dos Ovos(卵の王様)」として知られており、ブラジルでは有名な投資家となりました。彼とは、直接お会いする機会もあり、その後、投資に向けての心得やアドバイスを受ける事になるのですが、このエピソードについてはまた別の機会に掲載します。

彼との出会いをきっかけに、銀行商品で開始をした「固定収入型のVGBL(生存保険)」から株式投資へ変更をし、今に至ります。

ブラジルで株式投資を開始してからたった2年目の素人ですが、欲は出さず、コツコツと老後の資金を蓄えながら、投資の魅力に惹かれながら毎日が勉強の私ですが、現地で起こる身近なニュースも交えながら、ブラジル株式市場について掲載していきます。

投資のみでなく、記事への興味やブラジルの日常での出来事に興味を持って頂き、コメント等を頂けますと幸いです。

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