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手帳に大きく記された数字とは?

営業部 菅野和香奈

熱田顧問の数字の謎に迫る!

それを発見したのは、とある日に熱田顧問とのランチ会をしている時。

熱田顧問がご自身の手帳に挟まれていた写真を私たちに見せてくださろうと手帳を開いた瞬間に、手帳いっぱいにだいぶ太めの黒のマジックペンで書かれていた文字。

それは…「3」。しかも、特大の「3」。

なぜ「3」なのか熱田顧問に直接伺ってみると、「3は縁起の良い数字でね。数字を分解すると面白いんだよ」と。

さらに、「先日、3つの鳥居を正三角形状に組み合わせた不思議な鳥居の夢を見てね。気になって調べてみたら、京都の太秦に本当に実在した鳥居だったんだ。その鳥居も3つ。不思議なご縁だよね。」とお話くださいました。

熱田顧問に教えていただくまで、全然意識したことがなかったけれど、確かに何か意味がありそうです。ということで、せっかくなので熱田顧問の仰る通り、数字を分解してみることにしました。

数字の「3」を紐解く。

337拍子、三三九度、三位一体、三拝一礼、石の上にも三年、三度目の正直。確かに世の中には「3」が溢れています。

いろいろ調べてみると、例えば、「棒」は1本でも2本でも立たないけれど、3本になると支えあって立つことができるようになるため、「ものごとが成り立つ、安定する」という意味があったり、読みが「みっつ」であることから、「満つ」「充つ」など縁起の良い語呂でもあるようです。

それだけではありません。
ピラミッドも側面が三角形だったり、仏教でも三宝、三種の神器があったり、果ては、宇宙が三次元で構成されていたり。
世界的に見てもどうやら数字の「3」はとても意味深い数字のようでした。

営業職と言えば、「数字」。

でも、こんなにもいつも使っている「数字」の奥深さを全く何も知らなかったという事実に驚きが隠せません。
きっと、熱田顧問の手帳の数字を発見しなければ、その意味や分解するということにすら考えが及ばなかったと思います。そんな手帳の「3」を発見した私もまた、今回とても素敵な学びを経験するきっかけを「3」にいただきました。

みなさんも「数字の分解」、ぜひお試しください!

熱田貴氏 プロフィール
黄綬褒賞・フランス農事功労勲章・東京都優秀技能者知事賞 受賞
昭和13年7月7日、千葉県香取市生まれ。外国にあこがれ(株)日之出汽船に勤務、国立高浜海員学校(現・国立清水海上技術短期大学)卒業後、日之出汽船に勤務し、昭和32年より38年まで客室乗務員として南米・北米を回り、ワインの魅力を知る。
昭和39年、ホテルニューオータニ料飲部に転身。昭和44〜47年までワイナリー、スコッチウイスキー研修のため、フランス・ボルドー、ドイツ・ベルンカステル、オーストリア・ウィーン、イギリス・エジンバラなど世界各国を巡り、昭和48年にホテルニューオータニに復職。
平成3年、東京麹町にワインレストラン「東京グリンツィング」開業。平成9年2月(社)日本ソムリエ協会会長に就任。平成17年2月同協会名誉会長に就任、現在は同協会名誉顧問にいたる。
「シュヴァリエ・ド・タストヴァン」「コマンドリー・デュ・ボンタン・ドゥ・メドック・エ・デ・グラーヴ」「ドイツワイン・ソムリエ名誉賞」など海外の名誉ある賞のほか、平成8年「東京都優秀技能者知事賞」、平成12年10月「フランス農事功労勲章」、平成22年度秋の褒賞で「黄綬褒章」など数々受賞。
現在は、一般社団法人日本ソムリエ協会名誉顧問、NIKI Hills ワイナリー(北海道余市郡仁木町)の監査役を務めている。

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