エベレスト登頂で掴んだもの
プランニング室 伊藤孝浩
こんにちは。
DACセブンサミッツ・プロジェクトでエベレストに登頂した伊藤です(写真左)。
今回から全3回に渡り、私が、世界最高峰のエベレストになぜ挑戦し、何を学んだのかを綴らせていただきます。
全3回のテーマ
第1回:なぜエベレストに挑戦しようと思ったのか
第2回:登るために、何をしたのか
第3回:登頂して感じたことは
第1回目のテーマは、「なぜエベレストに挑戦しようと思ったのか」です。
といっても、理由はすごくシンプルで、「人生で一度は、世界一を獲ってみたい!」と考えていたからです。
そんな考えを持ち、就職活動をしている時に弊社の企業説明会で”セブンサミッツ・プロジェクト”と出会いました。その時の企業説明会は、今でも忘れられません。
私とエベレスト挑戦の出会い
溯ること8年前。私はコピーライターを目指し、広告代理店や制作会社に業界を絞り就職活動をしていました。
その中の1社にDACグループがあり、企業説明会に訪れました。説明会が始まり、最初にスクリーンに映し出されたのが、こちら!
髭が凍りながらも満面の笑みの男性でした。
「広告代理店の合同説明会だよね…??」と、正直、戸惑いました。不安な気持ちで話を聞いていると、その映像は、代表の石川が南極大陸を制覇した時のものでした。
「変わった会社だなぁ…」と思いながらも、他の企業とは明らかに違う雰囲気が気になっていました。
そして説明会も終盤、代表の石川本人が壇上に立ち一言。
「私たちは、3・4年後にエベレストに挑戦します。ともに冒険する若き挑戦者を待っています!」
これだ!!と直感しました。
「このチャンスを逃したら、エベレストに登るなんてこと一生ない!」と感じ、巡ってきたチャンスを掴むため入社を決意し面接へ!
「御社に入社した際は、エベレストに登頂します!」と伝え、なんとか内定をいただくことができました。
以上が、私とエベレスト挑戦の出会いです。
リスクの捉え方
この話をすると、「チャレンジに失敗して、死んでしまうことなどは考えなかったのですか?」という質問をよくいただきます。
正直に言うと、考えなかった訳ではありません。
ただ、下記の2点から確率はかなり低いと考えていましたし、それ以上に「世界で一番高い場所ってどんなところだろう!」とワクワクしていました。
エベレスト挑戦者の死亡率は、昔は10〜20%で、近年では5%前後とギアの進歩により減少してきている
冒険家 三浦雄一郎さんは、80歳でエベレスト登頂を果たした
登山は未経験でしたが、高校時代に培った体力には自信がありましたし、自分より厳しい条件で登頂されている方の実績が勇気になりました。
実際に、入社後の富士山研修でも、高山病に悩まされることなく、富士山に登頂できたことも大きな自信になりました。
次回は…
エベレスト挑戦のきっかけの次は、登るために実施したトレーニングなど「エベレストに登るために、何をしたのか。」をお届けします。
お楽しみに!
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