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マイナースポーツのこれからが知りたい!

こんばんは。バンクーバーは現在20時、日本はお昼くらいでしょうか。これからは続けて書いていくと行ったのでちゃんと書いていきます。よろしくお願いします。

ここで早速の余談ですが、投資家で有名な与沢翼さんが少し前にダイエットをしてました。2ヶ月くらいで20キロの減量に成功したときの言葉がとても印象的でした。

これができるから成功するのかと思わされる心にくる一言ですよね。段取り八分で計画的にやりましょうと親から、学校から習ってきて、できる大人は計画力が違うとかビジネスマンに大事な手帳の使い方とか、成功するための必要条件として紹介されていますが、「今やる」を全瞬間で実行できたら成功するに決まってますよね。ということで余談が長くなりましたが、今投稿をします。

マイナースポーツってなんだ。

現在日本ではラグビーワールドカップが開催されていて、大盛り上がりですね。日本史上初のグループリーグ突破。日本中のラグビーファンが涙した瞬間ですね。ちなみにバンクーバー時間だとだいたい深夜だったので僕は見れていないのですが、、アイルランドに勝った時はなんだか複雑な気持ちでした笑 アイルランドのホストファミリーがラグビー好きで見に行ってたこともあり、アイルランドにも勝って欲しかった。。勝負の世界は甘くないですね。結局4年前に大金星をあげた南アフリカに負けて今大会の日本代表の躍進は終わってしまったわけですが、ラグビーというスポーツを全国的にかなり有名にしたことは間違いありません。

正直に言って誰が見てもラグビーはマイナースポーツです。2018-19シーズンの一試合あたりの平均観客動員数は3821人でした。これはjリーグの2018年シーズンの19064人の約5分の1です。実はプロリーグでもありません。そんな中でのワールドカップ。プール戦の平均観客数は34596人だったそうです。これはjリーグで最も観客を動員している浦和レッズと同じくらいです。この数字が多いかどうかはひとまず置いておき、10倍近い人が見ていたということは事実です。テレビも含めラグビーは一躍有名になりました。でもここからです。

4年前のワールドカップでの大金星の時も日本中が沸きました。五郎丸選手をはじめとする選手が連日テレビに出演し、一気にメジャースポーツになるんじゃないかって思った方もいたと思います。しかし実際の観客動員数にはほとんど影響を与えませんでした。

2011年サッカー女子ワールドカップで澤穂希選手率いる日本がアメリカとの激闘を制して金メダルに輝きました。ここでも日本中が沸きましたが、今女子リーグの結果をテレビで見ることはないと思います。

これがマイナースポーツというものの現状です。大会の時に嵐のように盛り上がりを見せるも、結果的には変わらずということが往々にして起こっています。国民栄誉賞をもらった女子サッカーですら盛り上がりは数年でワールドカップ前よりは増えているものの、去年は平均約1400人。んー悲しい。

観客が来るということ

集客をするということは容易ではないことは誰もがわかっています。いくらサッカーや野球が好きだと言っても生で観戦に行くのは一年に1、2回という人が多いのですよね。自分の都道府県にチームがないという人もいます。サッカーや野球ですらそれが普通です。まず自分の都道府県にラグビートップリーグのチームがあるか知ってる人はいるのでしょうか。申し訳ないですけど僕は知りません。(ありませんでした。。プロリーグではないので首都圏に集中しているようですね。)

以前価値の記事を書いていますが、フォロワー、つまりスポーツで言うと観客の数が、価値の1つの尺度であるんだと思います。つまりjリーグはトップリーグの約5倍の価値があると言うように。1試合に4000人弱しかこないリーグにスポンサーが多くつくわけがありません。テレビ中継されないリーグにスポンサーはお金を払いません。これが資本主義におけるお金の価値の当たり前です。jリーグですら観客動員数を増やそうと様々な施策を凝らしています。25年前よりレベルも上がり、テレビへの露出度も増え、有名な選手が増えているのに、それでも観客数はほとんど変わっていないんです。

ラグビーはそれ以上の努力をしなければ人気を保つことはできないでしょう。今の日本は世界ランキングでも8位と高まっています。これらも帰化選手のような選手のおかげかもしれません。でも今、実際の人気とかけ離れた人気と注目を得られている今、新たな手を2手3手を打たなければ4年前の二の舞になると言わざるを得ないでしょう。いくら強くても、ラグビーが素晴らしいスポーツでも見られなければ意味はありません。お客さんに来てもらい、満足してもらうマネタイズの形を見つけるチャンスです。

マイナースポーツのマネタイズを

マネタイズができなければイベント的な収益や人気に頼らざるを得なくなります。全マイナースポーツが抱えている観客問題、スポーツ人口問題は解決できるのでしょうか。

1つ目に、今回のラグビーのようなイベントのタイミングで認知度を高め、その後もファンになってもらうこと。これが上昇率は最も高くなりそうです。テレビが多く扱ってくれることによって、広告効果が爆発的に伸びます。しかしこれは持続させるのがとても難しい。

2つ目に、地域密着を狙うことです。一気に人気を掴み取ることは難しくとも地域産業の1つとして近くに目を向けて見ることも効果的かもしれません。(例えば飲食店やスポーツ施設で触れ合う機会がある。)日本全国にファンがいてどこからでも発信できてはいても、SNSのこの時代にリアルなお客さんを掴むには、小さく、狭い市場を満たすことから始めるといいかもしれません。地域として盛り上がればそれ自体は日本中の人が知ることができます。それがまた新たな地域の勃興の一助となる。その地道な繰り返しが人気を少しずつ得ていくきっかけになると思います。

このインターネットの時代に、バズると言うことなしに急激な発展や成長は難しいかもしれませんが、そのチャンスがいつでもあると思えば、昔に比べてマネタイズのチャンスは転がっているのかもしれません。

まとめ

今回も纏まってないので簡単に。

・マイナースポーツの現状は甘くない。

・価値は観客に依存している。

・マネタイズにはイベント付随か地域化がいいのでは。

データ等を用いた提言ではないので全く根拠はありませんが、このようなムーブメントがマイナースポーツにたくさん起きていけばいいなと思う次第です。何か画期的なアイディア等があれば教えてください。僕にやる力はありませんが誰が見ているかわかりません。それがnoteと言う場所です。

スポーツの秋という時期に雨ばかりのバンクーバーからお届けしました。皆さんも体を動かして秋を楽しんでみては?それではまた、


電車賃に使わせていただきます。いろんな街を歩いてみたい。