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2023を振り返る


はじめに

こんにちは、Daiki Sakumaです。

今年は学生から社会人への移り変わりの年ということもあり、環境が新しく、そして、さまざまな出会いがありました。そんな中、今年を一言で表すと「縁」かなと思っております。新しい出会いや巡り合わせが多くあった年なのかなと。学生の頃お世話になったインターン先、カンファレンス等での技術コミュニティ、今の会社の方々等々。

上記で軽く振り返りましたが、この記事では、「今年を表す言葉」を題材に今年を振り返ろうと思います。また、「面白かったコンテンツ」も記そうと思います。

今年を表す言葉

自己認知

まずは、今年といえばこの言葉な気がします。
僕の中で「自分を認知している状態」は非常に価値のある重要なことだと、以前より強く思うようになりました。

一般的に言われている、「性格」「思考性」「好き」「得意」等の単語は想像に容易いですが、「それらを認知した上でどういう行動をするのか」が最も尊いことなのかなと。「自己認知できている状態で、とある行動をする」のと、「自己認知できていない状態で、とある行動をする」のでは、大きく意味が異なってくると思っています。

一方で、「自己認知している状態」になるのは難しいことだと思っていますし、そもそもどういう状態になれば「自己認知できている」と言えるのか。自分を認知しようとすると、バイアスがかかってしまうのは必然的で、だからこそ、自分の外側の事象にたくさん触れながら1歩ずつ進めていくしかないのかなと思っています。

一応気になった方々のためにどうやって自己認知した・しているのか記そうと思います。ストレングス・ファインダーや周りの方々からFBを得る等、非常に有効な手段でしたが、この辺に関しては詳しいものが多く存在するため、ここでは自分が実際に経験してよかったと思うことを記そうかと。

自己認知が進んだモノ・コト

  • 日々のふとした思考や、行動とその際にどう思ったか等をどこかに書き溜めておく。

書き溜めておくだけでは自己認知は進まないのですが、どこかのタイミングでそれらを振り返った時に、「そんなこと思っていた・考えていたんだ」「今の自分ならどう感じる・思考するかな」等、当時の自分とのギャップがわかるようになるかと思います。そして、このギャップがなぜ生まれたのか・何によって生まれたのか、前と後でどう変わったのか等々、解像度をあげていくと、必然的に線になっていくのかなと。
また、それらをこういうことかなと書いたり消したりしながら、文章にする行為が非常に大きく影響すると思います。外部に公開するしないはどちらでもいいと思いますが、外部に公開するほうがいい意味でプレッシャーがかかり、ある程度文章をまとめようとするため、より思考の整理がつくと思っています。

  • 多様な価値観に触れる

月並みな言葉かもしれませんが、これも重要なことだと思っています。たとえば、さまざまな方との1on1。その方の人生において、何を思い・考え、どう歩んできたのか。また、コンテンツ消費。読書、Podcast、…etc。これらは、バイアスや無意識にできてしまう思考の固さを認知するきっかけになるのかなと。もちろんあくまできっかけに過ぎないので、そこから何を感じ、何をするかに依存するのですが。

事業・エンジニアリング・文化

なにやらそれっぽい見出しですが、これも自分にとって今年を表すものなのかなと思っています。

学生の時は、研究しつつ、エンジニアとしてインターンやアルバイトしつつ、コンテンツを消費する(技術、本、Podcast、…etc)みたいな感じで過ごしていたので、経験に基づくというよりかは、どちらかというと理想論的な感じで、これらをもやもやと考えていました。しかし、実際に会社に入ると経験に基づく考え方が少しずつできるように&それによって少しずつ思考が変化するようになりました。

結論、どれも重要でそれらが相互作用しているという当たり前のことなのですが、そんな中、これらにとって重要なことは大きく2つあるのかなと最近思っています。それは「コトに向かう」と「人」。

コトに向かう

「この会社は詰んでます。潰れました」で気づいた“恥ずかしさ”DeNA南場智子氏がエンジニアから学んだこと』や『DeNA南場智子さんの講演「ことに向かう力」がいい話だった』に記載されている、「コトに向かう」という言葉が大好きなため、お借りしました。

「コトに向かう」ことの重要性はもちろんのこと、その過程で「重要なのはなんなのか」を捉えること、そして、それに対して行動をすること。また、「重要なのはなんなのか」を捉える際に「どの立場に立って物事を捉えるのか」ということなのかなと。別にこれといった正解はほぼないと思っていて、それは立場や時間軸によって解は変わるかもしれないから。ただ、その中でも自分の中で強い意志と責任をもって進めることの尊さみたいなのを感じています。

また、これは少し余談ですが、「事業を理解すると controllable な範囲が増える」ということを肌身で感じています。controllable というのは、何をすればいいのかももちろんですが、自分で選択肢をつくることができる等々。

やはり最終的にはここに行きつくなとつくづく思うようになりました。
周りに素直に気持ちを伝えるのも然り、それを伝えることによる周りの方への波紋、そしてそれがいい状態になっていく。また、行動したり伝えることの重要性と、それを見て誰かが感じ取ってくれる方の存在。

面白かったコンテンツ

今年読んだ本の中で1冊選ぶとしたら「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」だと思っています。経済学、資本主義コンテキストにおけるGDPといった数字と、思いやりのような数字には表れないものについて書かれている本で、今の世の中における課題に気づかされてくれる非常に面白い本でした。
また、他に面白かった本は以下になります。

Podcast

今年から聞き始めて非常に面白かったPodcastsです。

終わりに

最後まで読んでくださりありがとうございました。

みなさんは今年を一言で表すとどのような言葉になりますか。

それでは良いお年を。

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