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僕が卒論で学んだ、仕事で活かせる3つの習慣

今日は短いですが、学びです。「先行研究」についてです。

僕は今まで一番自分の力が伸びたと思ったのが、大学時代の卒論だったと思います。論文の執筆は、先行研究、課題設定、研究の問いの設定、分析手法の設定、調査結果というようなフォーマットに従って進みます。その中でももっとも重要な「先行研究」の方法について卒論で学べたのは非常に重要な経験だったかと思います。というのも仕事で使うマーケティングリサーチや、実際に施策を打つための仮説検証能力を上げるためには先行研究で使う能力が求められているからです。

先行研究をしっかりと進められるようになった結果、リサーチでとてもよい習慣を身に着けることができたと思います。その習慣について書いていこうと思います。


①自分以外がすでに思いついていて、もっとうまいやり方をしているかもしれないかもしれないと疑う習慣

これが一番大事です。自分みたいな凡人が思いつくことは、大体アカデミアの人がすでに研究しています。これを調査せずにいきなり自分で研究のプロポーザルを書くと、先行研究よりも質の低いプロポーザルができあがってしまい、ごみができます。

ほとんどの場合、自分の思いつきは過去にすでに誰かが挑戦していることが多いので、そういうマインドで「俺が思いついたことほかにだれかうまくやってないか」と思ってリサーチすると大体やっているので、これは意識できるようになってよかったかと思います。



②車輪の再発名をしているかもしれないと疑う習慣

1の話と同様なのですが、先行研究しないで進めると、車輪の再発名、つまりすでに誰かがやっていることを0からやる必要が出てきます。これは本当に時間の無駄なので、本当にやるべきことに時間を割く習慣ができたのはよかったかと思います。


③誰も解決していない課題とその理由を見つけて、ブルーオーシャンを探す習慣

先行研究しっかりすると、過去の人がやっていなかったりとか、近いことをやっていることがあります。そして論文には制約が多かったりして研究されていないことが多いです。この既存の研究と自分の問題意識の間を埋めるとブルーオーシャンを見つけやすいです。逆に誰でも思いつくことを真正面からやろうとするとレッドオーシャンなのですが、なぜやられてこなかったのか、そして自分ではできるのかをちゃんと言語化するために過去の資料を調査する習慣は論文で得られたかと思います。


最後に

ポエム的な記事となりましたが、これで終わりです。ツイッターよかったらフォローお願いします。








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