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「メンタルヘルスのライフスタイルメディアを作りたい」と言語化できた話

1年前ぐらいから、ほそぼそとメンタルヘルスのメディアを運営してきた。自分自身がメンタルで休職したこと、身近な人が心理職についていたことなど、いろいろなきっかけが重なり始めたのだが、現在フォロワー2万人まで行くことができた。

僕自身精神疾患や発達障害、知的障害は子どものころからすごい身近で、その障害を抱える当事者も、支える側の人の痛みも、身近に見てきた。だから、この領域の痛みに関しての知見はいろいろと知っているだろうと甘く見ていたのだが、予想とは全然違った。

問題はいろいろあるけど、例えば

・当事者の疾患が周りに理解されない問題
・当事者を支える側の痛みを誰にも打ち明けられない問題
・当事者の就職の問題
・当事者の恋愛・結婚の問題
・当事者のコミュニティ形成の困難さの問題
・当事者のサバイバーがまた別の当事者を傷つけてしまう問題
・医療と社会福祉の分断の問題
・当事者を支える家族の自己決定の問題

など、様々な問題があり、またそれぞれの問題はほとんどだれにも頼ることができず、孤独に判断している状況がほとんど。

知っていれば解決する問題があるのに、検索面では「精神的にめちゃくちゃしんどい人」や「知的制約がある人」には理解しづらいような難解な文章が多く、福祉制度は定型発達でも無理ゲーな申請主義、資本主義的には「儲からない」とされ見放される(転職エージェント、結婚相談所では発達障害を公開するとやんわりとお断りされるなど)など、何かと必要な情報が届きづらい問題があるなと思っていて。

これをなんとかメディアの力である程度解決できないかな~と悩んでいた。

いろいろと考えていくうちに、自分はこの「精神/発達」領域における、ライフスタイルメディアを作りたいんだなと思うようになった。

精神/発達分野、本当に難しい。

・保険申請しようと思ったけど発達障害で審査下りなかった
・結構相談所で発達を理由に断られた
・転職エージェントで精神を理由に間接的に断られた

こういう問題を自力で乗り越えた人の情報をうまく届けられればいいんだけど、当事者は孤独なのでなかなか伝わらないし

伝わったとしてもサバイバーとなった当事者が極端な意見で共有されづらいケースがあったり。

当事者コミュニティ内で争いがあったり。

設計的に、大切な情報がリーチしづらい状態になっているよね、とよく思う。

この辺の課題を、メディア業やってきた第二ステージでうまく伝えられたらいいな、なんて思っています。

精神障害、発達障害領域のお仕事に従事されている方、もしこのnoteを読んで興味を持ってくださったら、ぜひ一度お話したいです!DMください!

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