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問題解決は、治療より予防を意識しよう

普段の仕事しているときに、個別の問題に色々と対処しますよね。

例えば、顧客からクレームが入ったとします。その際、「このお客さんに対してどうやって対応したらいいでしょうか?」と考えます。

その際に、解決方法として、治療予防があると思います。

治療と予防とは?

治療と予防の違いはなんなのでしょうか。簡単に分類すると、以下のようになります。

治療:すでに起こった問題を解決する。
予防:これから問題が起こらないように解決する

もともと、治療と予防の概念は、予防医学に基づきます。

予防医学(よぼういがく、英語: preventive medicine)とは、病気にかからないようにするため予防する医学である。つまり、疾病の発生・経過・分布・消長とそれに影響をおよぼす原因を研究し、疾病の予防を行うことや、病気になりにくい心身の健康増進を図るための学問で、狭義には、「病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作る。病気を予防し、健康を維持する」という考え方に基づいている医学といえる[1]。人間ドックや健康診断も予防医学の一つ。また、アーユルヴェーダなどの伝統医学も予防医学的な考え方を持っている。

治療よりも予防をしよう

治療でできることは、すでに起こった問題に対して解決することです。

すでに起こった問題に関しては、短期的に解決する必要があるため、これ以上問題が肥大化しないために、なるべく早く対応することが必要です。

とはいえ、より多くの問題が起こったときに、治療では対応できなくなる可能性があります。ですので、根本的な問題解決には繋がりません。

また、それぞれの問題を、もぐらたたきのように潰していては、コストも大きくなり、また生体にかかる負担も大きくなります。

ですので、個別の問題を治療しつつ、そもそもなぜその問題が起こっているのか、根本原因を分析して、予防していくことが重要です。

予防を進めると、将来的には、治療系の人的コストの削減、顧客満足度の向上に繋がります。また、工数削減により、より本質的でな問題を解決できるようになります。

「治療と言うもぐら叩き」をしていないかチェックしよう

なかなか問題が解決しない場合は、治療というもぐらたたきをしていないかチェックしてみるのがおすすめです。

治療は、一見仕事をしているように見えますが、何度も再発している問題の原因を特定して、予防することが本来の仕事です。

治療は、非常に短期的な問題を解決することで、全体の生産性のほとんどに寄与しません。

予防が可能な問題を、治療をし続けることは仕事とはいえません。治療と言うもぐら叩きをしていないか、常にチェックすることが重要なのではないかと思います。

まとめ

①問題解決には、治療と予防がある
②治療は短期的解決には繋がるが、根本原因を解決できない
③「治療と言うもぐら叩き」をしていないかチェックしよう





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