問題は黙っているより早めに可視化する方が偉い
社内向け資料:
問題が起こっている、もしくは表面化されていないけどこれから起こりそうな問題が存在するときに、
見て見ぬふりをして黙っている
今後起こりそうな問題をとりあえず可視化する
という2つの行動をとることができる。
個人的には今後起こりそうな問題(もしくは起こっている問題)は、とりあえず早めに可視化することが重要だと考えている。
理由としては、以下の通り。
問題は認識できると、解決する方向へ思考が向くから
問題は早く認識すればするほど、対応がしやすいから
順に説明していく。
①問題は認識できると、解決する方向へ思考が向くから
問題は、基本的には可視化されないと認識できない。
例えば、もし気づかずにガンにかかっていたとしよう。
この場合、ガンに気づかないので、もしガンだったらできる早期対応ができない。
でももし、定期健診にいっていたら、自分がガンであるということを認識できる。そうすれば少なくともガン患者として必要なアクションをしなければ、と行動することができるからだ。
問題は認識できなければ、対応できない。認識できれば対応できるのである。
②問題は早く認識すればするほど、対応がしやすいから
問題は早期発見すればするほど、問題は解決しやすい。
問題は気づかずに放置すればするほど、大きくなりやすい。
これもガンと一緒で、毎年定期健診にいっておけば、簡単な手術で対応できる。一方で、ほとんど行かず、生活に支障にきたすレベルで発見されれば、もう全身に転移して治らない可能性がある。
ビジネスでも同じで、問題は早めに認識すれば手だてができるが、問題が早めに認識できなければ致命傷になる。
なので、なるべく早く問題は可視化しておいたほうがよいのである。
問題を可視化するときの心理的障壁
ところで、問題を提起したりする際、どうしても心理的障壁があるはずだ。
自分の問題だと扱われたらいやだ
仕事を増やしてしまったら申し訳ない
などなど。
こういう時は、「黙っていた方が後で楽」vs「今報告しておいたほうが後で楽」のどっちなのか天秤にかけるとよいだろう。
基本的には、なるはやでやばそうなことは可視化しておいたほうがいい。
ガンに関しては分かりやすいだろう。明らかに早期発見したほうが楽だ。
しかしまだ問題が小さい場合、どうだろう?判断しづらいかもしれない。
でも、万が一少しでも問題が大きくなる可能性があるならば、早めに可視化しておいたほうが対応しやすい。
いずれにせよ、早めに問題を可視化して、対応するかしないか判断すればよいだけなのだ。
水面下で起こっている問題は見過ごすと後で取り返しがつかなくなる可能性が増える。そういった可能性を限りなく少なくできるので、早めに問題を可視化できることは偉いのである。
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