見出し画像

文字起こし君を作ったその後の話

こんにちは、「文字起こし君」というアプリを開発した、DAIです。

(今現在、文字起こし君はみなさまに利用していただいた結果、請求金額が毎月1万円をこえてしまったため(笑)、停止しております。どなたかが作られた、こちらの文字起こし君をぜひ利用してくださいませ。

文字起こし君をリリースしてから、2年の月日がたったのですが、その後のことについてもしご興味がある人はぜひご覧くださいw

----------------------------------------------------------------------------------

2017年、10月。社会人1年目。僕は、一社目で、ずっと悶々としていました。

僕は、IT系の大企業に入社しました。データアナリストや、エンジニアをやりたくて、1社目に入ったのですが、配属されたのは品質保証部。もともとコード書きたかったのですが、前職でコード書く仕事ほとんどしてないし、データ分析する仕事もしていませんでした。

「あ~、この仕事やりたくてこの会社入ったわけでもないのにな」
「明らかに向いていないな、この仕事」
「転職するべきかな?転職しないべきかな?」

なんて思いながら、漠然と自分の仕事をこなしていました。

エンジニアやマーケター、データアナリストになりたい!と思いながらも、どうしたらそういうキャリアを歩めるのか、まったく分かりませんでした。

転職サイトやWantedlyを見ても、全部業務経験が求められます。「何をしたらこの業務経験がつくんだろう?」と謎に思いながら、いつかはエンジニアやマーケターになりたい!と思いつつ、一人でクラウドソーシングで受託案件をやってみたり、ブログをやってみたりしていました。(下の記事を参照)

それでも、やっぱり自分の将来が見えなくなって、キャリアにすごく悩みました。なので上司に社内異動をお願いしてみたりしましたが、なかなかかないませんでした。

「キャリアで品質保証をやってからエンジニアになってもいいんじゃないか?」

と言われて、煮え切らない思いになりながら退出した記憶があります。

いつになったら、自分が好きな仕事をできるんだろう。いつになったらキャリアのモヤモヤが消えるんだろう。

そんなことをふと思っていたときに、自分よりも10歳以上年上の品質保証をやられていて独立されているフォロワーさんを見つけて、10秒で連絡してしまいました。

大浦勝也 unitive   Twitter

そこで飲み会に言って、10分くらいの時に一言。

「ダイちゃん、マーケターやエンジニアになりたいなら早く業務経験を付けるのが早いよ。品質保証をやりたいならやればいいけど、そうじゃないなら早めに転職したほうがいいよ。」

「あぁ、やっぱそうだよな」と確信に変わりました。(この人は今でも感謝しきれないほどよくしてもらっていて、今でも仲良くさせてもらっています。)

また、本当に1年目で辞めていいのか、めっちゃ不安になったんですよね。そこで、1年目でメガベンチャーをやめていて、起業されて会社をバイアウトされているフォロワーさんがなぜかいらっしゃって、その人に「相談させてください!」とお願いして、飲みに行きました。

画像2

採用から何までやっていた事業会社の社長さんなので、どういう人が市場価値が高いのか、どういうキャリア設計をするのがよいのか等、いろいろとアドバイスをいただきました。

その中で、どういう会社に行くのがよいのかをアドバイスもらって、転職を決意しました。(この人も感謝しきれないほどよくしてもらっていて、今でもで仲良くさせてもらっています。)

そんな中で、転職活動中にいただいたフィードバックの中で、自分でアプリを作ると転職しやすいよ!と言われて作ったのが、文字起こし君なのでした。

なぜキャリア設計が難しいのか

1社目で、なかなか自分にフィットしていない仕事についてしまったのって、すごくシンプルだったんです。それは、フラットな情報源が圧倒的に足りていなかったから。

・自分のやりたいことの業務をまったく理解していない
・どういう会社ならどういう仕事ができるのかわかっていない

そして、情報もほとんどエージェントや人事担当者、上司の話を鵜呑みにしていたので、とてもバイアスがかかっていたんです。

もし2社目の転職の時も、正しい情報源から転職活動をできていなかったら、また同じような失敗をしていたかと思います。


その後はプログラミングスクールのマーケティングからディレクターなどのお仕事をしていました。前の会社は、送客ビジネスはやっていなかったのですが、その界隈の人達とご飯を食べている中で、ITの人材系のビジネスのゆがみに気づいてしまったんです。

求人紹介ビジネスって、送客はできるけど、送客している人自体が業界理解が全員深いわけでもなく、多くの候補者に一人に向き合う時間も限られていて、キャリア形成に対してなかなかコミットしづらいこと。

キャリアのほんの一部の「転職活動」のカウンセリングはしているけど、その人の人生を背負った人生のキャリア設計をできる人って、本当にわずかなんです。

だから、転職活動をしていても、本当に自分がどうしたいかに向き合ってくれる人もなかなか出会えなければ、自分が自信をもって新しい選択につくこともできません。選んだ選択肢も間違えてしまうことも多いです。

だから、エンジニアになりたい人を知らず知らずに事務職に紹介しているようなことがすごく多いんですよね。結局その後もすぐに離職するか、やりたかったことをあきらめて働いていることのどちらか。


・自分は何をしたいのか?
・自分が向いている仕事って何?
・10年後、どうなっていたら幸せ?
・逆に10年後、どうなっていたら嫌だ?
・どういう会社は外したほうがいい?
・どういう会社なら適切な業務経験を得られる?
・自分の業務経験を、どうやったら異職種転職でも通用するように説明できる?
・転職した後にその会社ではどういうポジションでどういうスキルがつく?
・転職した後にちゃんと転職できるような価値がつく?

こういう要件をすべて理解したうえで、自社以外の求人も紹介できるフラットで業界知識にめちゃくちゃ詳しいアドバイザーって、よっぽどうまく見つけないと難しいんですよね。仲介手数料ビジネスだと、どうしても選択肢が限られるので。

転職に失敗する人が知らないこと-4

別にTwitterやWantedlyやBosyu経由だったら、簡単に入社できるのに、立場上そういうアドバイスが全くできない。ビジネス上どうしてもできないんです。

だから、エンジニアになりたい!と思って、転職エージェントにいっても、エージェント自体がコードを書かないけど内定しやすい求人だと知らずにエンジニアとして紹介していたりしていて、渡した求人で内定することがゴールになっていることが多いんですよね。

こういう求人から業務を想像できるのって、現役のエンジニアだったり、事業会社でエンジニアを採用していたような人じゃないと、すごく難しいんです。

僕は、あの時、本当にその業界に詳しい人にたまたま出会えて、どういうキャリア形成をしたら市場価値が上がって必要とされるようになるのかをかなりアドバイスがもらえたので、すごくラッキーでした。

あの時、社外でフラットに見てくれるメンターがいなかったら、ずっと向いていない仕事をやりながら、いつかは何者かになれるのでは?と思いながら、心を殺して働いていたのかもしれません。

独立後、人材系の会社を数社支援していたので感じるのですが、あまりにも多くの人がポテンシャルがあるのに、見せ方が下手だったりして通過しなかったり、あまりにも多くの人が自分のやりたいことを言語化できず、入社後に失敗しているんですよね。

そしてこのうち9割くらいは、ちゃんとした自己分析をして、業界知識が知っている人から適切な転職方法の情報をもらえば、解決できるんです。

だから、転職活動をする際に、業界知識がある社外メンターがいないと、転職するのって超難しいと思うし、もうそれなしだと考えられないです。

ここ最近、実はポジウィルという会社に入社しました。そこの「ゲキサポ!転職」というサービスはまさにそれをがっつりやっているんです。

あの時に自分が欲しかったサービス。そしてあの時に自分が、大きく変わった可能性があるサービス。

元戦略系コンサルファーム出身で事業会社の取締役をやっていた人や、業界に特化型の歴の長い元転職エージェントのキャリアアドバイザーなどが、二人三脚で転職活動を支援してくれるというサービスです。

・登録すらできなかったコンサル専門のエージェントに、徹底した自己分析や業界研究の結果、アクセンチュアに内定
・営業から未経験で採用担当に転職成功

などなど、普通に起こってます。

ほとんどの人は、自分のやりたいことがわからなかったり、自分のやりたい仕事に就くためにどういうキャリアパスを歩めばいいかわからないんですよね。それを一緒に解決していくのがうちのサービスです。

僕と同じくらいの20代の人の受講者が多いんですが、「こんなに可能性がある人がなんでこんなところで働いているんだろう」と思うことが多々あります。そして実際に受講して、普通に年収を上げて転職活動に成功されている方も多々いらっしゃいます。

「入社したけど、やりがいも感じない、だけど時間が経って、本当にこのままでいいのだろうか」そんな気持ちでこのnoteを読んでいたら、ぜひこちらからご相談ください!

もし、転職で悩んでおりましたら、ぜひLINE@かTwitterからもご連絡ください!

Twitter


サポートでいただいたお金はFanzaの動画を購入するために利用されます。